2008年08月31日(日)
夏休み最後の日。
今日で夏休みも終わりです。そして、コスモにとっては小学校生活最後の夏休みが、終わります。今朝、起きるときにコスモがボソッと言いました。
「もう夏休みも今日で終わりやなあ。でも、いろいろと楽しかったなあ」
と。
そう言ってくれるだけで、この40日余りが報われた思いです
今日も、いちおうは何か映画でも見に行こうかとか、それなりに考えてはいたのですが、コスモが、
「いつも(の日曜日)どおり、ゆっくりしたい」
と言うので、そうすることにしました。
いつもの日曜日にコスモが何をしているかと言うと、朝7時ごろから8時半ごろまで自分の見たい番組を見て、そのあと例の通信教材をひと通りやり、10時ごろからお昼ごろまで私と一緒にスーパーで買い物。気が向くと、お昼はマクドに寄ったりします(今日は寄りませんでしたが)。そして、午後からはゲームをしたり、本を読んだり。今はソファーに座って、特撮関係の雑誌を読んでます(笑)
午前中、通信教材が終わったあとで、明日の持ち物を揃えました。荷物が多いと、コスモは混乱しやすいので、入れ方も要注意です。学校に着いてすぐに出さないといけないものは、一括して手提げ袋に入れて。後回しで良いものは、ランドセルの中。こんな要領も、当然低学年のころは身に付いていなくて、長期休み明けはさぞ混乱しっぱなしだったろうと思います。
逆に言うと、いろいろな面で、少しずつ成長しているんだな、と。

休みが終わっちゃうのは、本当に残念だけど。
2学期という季節は、行事があまりにも盛りだくさん過ぎて、不安もいっぱいだけど。
でも、前に進まなきゃ訪れない楽しみもありますからね。来月半ばには、コスモが待ちかねている「ポケモン」ゲームの新作が発売します。楽しみにしているウルトラマンの映画もあります。10月には、コスモの大好きなだんじり。11月には、お誕生日。そして12月には、クリスマス。
しんどいこともたくさんあるけれど、楽しいことも山ほど待っている。そのことに、コスモは気づいているかな?

ともあれ、小学校生活最後の山場とも言うべき2学期が、コスモにとって少しでも実り多いものになりますように。
そして、その先の中学校生活に良い意味で繋いでいけますように。
中学と言えば、この2学期には結論も出そうです。そういう意味では、私もドッキドキです・・・
2008-08-31 15:45 | 記事へ | コメント(8) |
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2008年08月30日(土)
サマーコンサート。
今日は、エレクトーン教室恒例の、サマーコンサートの日でした。
前回のプチコンサートでは、あまりに騒がしいお子さんが多くて、不安定になってしまったコスモでしたが(そのときのことについてはこちら)、今日は大人しく音楽を聴くことのできるお子さんがほとんどで、コスモも楽しく過ごせたようです
1人だけ、お姉さんが出演するのでついてきた3歳くらいの男の子が、音楽好きらしく、知っている歌が出ると思わず口ずさんでしまうのですが、お母さんは必死で、
「静かにしなさい。黙りなさい
と止めていらっしゃいました。
小さい子が歌うくらいは、ほのぼのしていて、十分許容範囲だと思うんですけどね(コスモも、そういうのは全く気にならないみたいです。気になるのは、音楽に全く関係なく騒いでいる場合です)。
コスモが今日、弾いたのは、今テレビで放送している戦隊物、「炎神戦隊ゴーオンジャー」の主題歌。くだんの3歳の男の子は、ノリノリで歌ってくれました。お母さんは例によって制止しておられましたが、私はそのお母さんに向かって、こっそりOKのサイン。思う存分、歌っちゃってください、という意味を込めて
その他にも、「崖の上のポニョ」の主題歌を歌う子あり、ジュラシックパークのテーマを弾く子ありと、今日はなかなか盛りだくさんでした。私もとても、楽しかったです。
帰り際に、受付の人がコスモに向かって、
「コスモくん、今日は楽しい曲を弾いてくれてありがとうね。小さい子たち、喜んでたよ」
と声をかけてくださいました。
コスモは例によってそっけなく、
「うん」
と返事をしただけでしたが、
「今日は決まったなあ〜〜」
と帰りの車の中でブツブツ言ってましたので、たぶん自分の演奏にも満足したんだと思います
夏休みも、残り僅か。
名残惜しい気もしますが、最後近くになってまた1つ、素適な思い出ができました
2008-08-30 17:18 | 記事へ | コメント(8) |
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2008年08月29日(金)
意外な苦手。
NHK教育テレビの番組で、「えいごリアン」という番組があります。
あまり見たことがないのでよく知らないのですが、キノコみたいな?キャラクターが登場する、英語番組です。
コスモが幼稚園のころから放送しているのですが、何故かコスモはこの番組が大嫌いで。教育テレビ自体には好きな番組が多いので、ついついそのチャンネルを点けっ放しにしておくと、いきなり「えいごリアン」が始ったりするので、要注意です。
まあ、今は幼稚園のときみたいに泣きわめいたりはしませんので、まだマシなのですが、それでも嫌がって、始まるとブチッとテレビの電源を切ってしまいます。
この番組に出てくるキノコみたいなキャラクターは(公式サイトはこちらですので、どうぞご覧ください)、別に気味が悪いというほどではないのですが、いわゆる可愛い系でもありません。どっちかと言うと不気味です。コスモが嫌がるのも、その辺かな?とばかり思っていたのですが、今日になって初めて、真相(?)が判明。
たまたま他の番組を見たあとに、「えいごリアン」が始まって、瞬時にテレビを消してしまったコスモ。
「僕なあ、あの声が、嫌やねん

はい?

「男やのに、声が高過ぎるねん」

はあ?

で、よーく聞いてみると。
今もかどうかは分かりませんが、コスモが初めて「えいごリアン」を見た幼稚園のころに、番組の中に登場する外国人の男性で、声が非常に高く、女性のような声の人がいた、というのです。
幼稚園児だったコスモには、それが何故かものすごく怖かったそうで、
「今は別に、そういう人がテレビに出てても平気なんやけど。あの頃は、怖かってん。それが何となくトラウマで、あの番組、見たくないねん」
ということだとか。
幼稚園のころの、そんな些細な(こちらから見れば)ことを、今でも引きずってんのかー??と言いたくなるのですが、その辺が自閉っ子なんですよね。本当に。
感覚過敏。通常ならどうってことはないようなことが、異常に怖かったり、嫌だったりする。そして、一定のことに関するものすごい記憶力。
コスモは、「音声」にとても敏感な子なので、余計にそれが印象に残っていたのでしょう。
ちなみに今はどうして平気になったかと言うと、
「安田大サーカスのクロちゃんが好きやから。」
だそうです(笑)
クロちゃんが、自閉っ子の苦手をひとつ治してくれたわけですね。クロちゃん、どうもありがとう
2008-08-29 14:55 | 記事へ | コメント(8) |
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2008年08月28日(木)
買い物の練習。
コスモたちは、10月の下旬に修学旅行に行きます。
宿泊そのものに関しては、去年の林間学校を無事クリヤーしましたから、まあ大丈夫かと。見学先に原爆資料館があるのが少々心配ですが(展示物の一部を非常に怖がる可能性があるため)、その点については担任の先生にお願いしたので、恐らく対処してくださるでしょう。
だから、あとは特に心配することもないな、と思っていたら・・・ありました
修学旅行と言えば、お小遣い。林間学校と違って、決まった金額のお小遣いを持って行って、それでお土産を買ったりするはずです。
で、コスモはと言うと、実はこの年齢まで自分1人で買い物をした経験が、全くと言っていいほど無いのです
お小遣いは月に600円あげてますし(100円×学年)、お年玉なんかももらいますから、自分のお金で欲しい物を買ったことはあります。
ただ、そういうときは100%私が横についていますし、大きなお金だと私が預かって、お勘定をする場合もあります。
完全に私がいない状態で、自分でお金を出して、お釣りをもらって、商品を受け取って・・・は、やったことがないわけで
学校側にお願いすれば、おそらくは支援級の先生方などがフォローしてくださることとは思いますが、将来的にも「お買い物」は出来た方が良いわけで。ある意味いい機会かも、と、この夏休み後半は「お買い物実習」を実行しました。
まずは家で、簡単な練習。欲しい品物をレジに持ってきて、「何円です」と言われたらそれに足りる金額を出して、お釣りを受け取って、品物を持って帰る。
これだけのことなんですが、実際にお店で、となるとコスモにとっては結構難しかったりします。
何故なら、お店やレジの店員さんによって、微妙に「段取り」が違っていたりするからです。
品物を渡して、「何円です」まではだいたい同じだと思うのですが、お金を渡すと、先に商品を渡してくれる店員さんもいれば、お釣りが先になる場合もあります。同時に渡されることもあります。「ご自宅用ですか?」「このままでよろしいですか?」など、予想外の質問をされるときもあります。
なかなか、家での練習通りにはいかないんですよねえ
でも、いつまでも私との「買い物ごっこ」だけで済ますわけにもいかないし。やはりここは、勇気を持つことが大切だと思って、先に私がレジの人に、
「すみません、この子に買い物の練習をさせてください。少し、やり取りがゆっくりかも知れないんですけど、よろしいでしょうか?」
と、お願いすることにしました。
もちろん、なるべくレジが空いているときを選ぶようにしています。店員さんも、「あの人なら大丈夫かな?」と思える、優しそうな人を探します(笑)。
そして今のところ、何方も快く引き受けていただいています。いろいろなスーパーの店員さん、どうもありがとうございます
私はコスモから、ほんの少し離れて。あとはコスモ本人と、店員さんに任せます。いろいろあります。お釣りを忘れたり、品物を受け取るのを忘れたり。レシートは、まあどっちでもいいかとも思うのですが、一応もらうように言っています。そして、全部ちゃんともらったかな?と思ったら、お財布のチャックを閉め忘れていて、小銭がチャラチャラ床に落ちたり
それでも、少しずつですが、要領がよくなってきました。夏休みはもうすぐ終わりですが、9月〜10月の週末にもなるべく練習をさせるようにしたら、たぶん大丈夫・・・かな?
今日も、コスモが毎月買っている雑誌を、自分で買わせました。たまたまかも知れませんが、今日はひとつも抜かさずに出来ました。
「出来たな、コスモ」
離れて見守っていた私がそう言うと、誇らしげに、私にVサインをして見せたコスモでした。
2008-08-28 18:40 | 記事へ | コメント(14) |
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2008年08月27日(水)
私の宿題。
コスモの夏休みの宿題は、昨日無事に終わりましたが、実は我が家では、あともう少し「宿題」が残っていました。
コスモの宿題ではなくて、私の宿題です。
このブログでも何度かお話ししてきましたが、教育委員会の方などと話し合った結果、コスモは校区内のA中学校ではなく、隣の校区のB中学校に進学する予定になっています。
また、どちらの中学に上がるにしても、「個別の指導計画」というものが必要になってくるそうです。これは、保護者の側から障害を持つ児童(生徒)について、具体的にどのような指導をして欲しいかを学校側に提示する一覧表のようなものです。
今月の初め、私は心理テストの結果などをお知らせするために、夏休み中ではありますが担任の先生にお時間を作っていただいて、いろいろお話ししてきました(そのことについてはこちら)。
そのときに校長先生も登場(?)したのですが、校長は、私にもしっかりと夏休みの宿題を出してくださいました。
まず、B中への区域外通学の申請は基本的に小学校から提出するけど、親である私の方からも簡単に、どのような理由で区域外通学を希望するかの文書が欲しい、ということ。
もう1つは、「個別の指導計画」を小学校向けにも作って欲しいということ。今更、という気もしないではないのですが、文面にして初めてお互い気づく面もあるかも知れないし、中学に提出する分の予行演習として作ってみてはどうか、とのご意見でした。
皆さん、よ〜くお分かりかとは思いますが、さんざんお世話になっている私が、校長に逆らうなんて不可能です
この歳になって「夏休みの宿題」を「先生(校長は私が小学校のときの担任なので、間違いなく私の先生)」に出されるとは・・・
そんなこんなで、やらなきゃとは思っていたのですが、何しろコスモの宿題で忙しくて、自分の宿題どころじゃなくて
書く内容はだいたい考えてあったので、今日は宿題も終わってゴロゴロしているコスモの傍らで、おニューのパソコンを駆使して一気に仕上げました(こーゆーとき、新しいパソコンはいいですねえ。スピードが速くて)。
必死で文章を打ち込んでいる私を見て、コスモは、
「ブログのアップか?」
「いや。ママの宿題」
と答えると、
「なんや。まだ宿題、やってなかったんか? 僕はもう終わったで?」

だ〜か〜ら。

あんたの宿題があったから、こっちが進まんかったんやろうがっ!!

ちなみに、パソコンのデータ入力の仕事も、今月は全然進んでなーい・・・なーい・・・

まあ、コスモに怒っても仕方ないし。て言うか、コスモのためだし。
勢いに任せて入力しているうちに、何とか仕上がりました。あとはこれを一日寝かせて美味しいカレーに・・・じゃなくて、少し日を置いて、文章をもう一度見直して、校長先生に提出するだけです。
このブログでいつもダラダラ長文を書いていることからもお分かりいただけるかとは思いますが、私は文章を書くことが決して嫌いではありません。でも、どこかに提出する文章となると疲れますね。あー、疲れた
取りあえず、コスモも私も宿題が終わったってことで。この後は、クイズ番組でも見ながら、祝杯をあげます
2008-08-27 18:04 | 記事へ | コメント(4) |
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2008年08月26日(火)
宿題、終了〜〜(^_^)v
長〜い道のりだった夏休みの宿題が、やっとのことで終わりました
先週の時点で最後の難物、自由研究が終わって、あとは工作だけだったのですが、これまた思ったより時間がかかってしまって。
別に手間取ったというのではなくて、初めて紙粘土での作品作りに挑戦したので、粘土を乾かしたり、塗った絵具を乾かしたりするのに日にちを置く必要があったからです。まだ余裕があったからいいけど、今度からこういうのを作るときは、日数もきちんと考えないといけませんね

で、出来上がったのがこれ!!↓



特に男性の皆さん、これが何だか分かりますか〜?
女性の方には、ちょっと苦しいかも知れませんね。
「ウルトラマン(初代)」などに登場する、

どくろ怪獣・レッドキングです!!

ずいぶんと可愛らしいレッドキングになっちゃいましたけどね(笑)

後ろから見るとこんな感じ↓



本当は貯金箱にするつもりで、背にお金を入れるための穴を開ける予定だったのですが、途中でコスモが、
「もう、怪獣のフィギュアってことでええか〜〜」
と言い出したので、こうなりました。
貯金箱だと、市内で開かれるコンテストに出さないといけないので、もし壊れてしまったら・・・という不安もあったようです。
せっかくの可愛いレッドキングですからね

ちなみに、今年の工作のお題は、「自分が夢中になっているもの」でした。コスモは最初、ポケモンを作ろうとしたのですが、コスモが好きな系統のポケモンは成型が案外難しそうで、断念。それなら怪獣、という話になりました。しかし怪獣も形が複雑なやつだとやりにくい、ということで白羽の矢が立ったのがレッドキング。角とかもないし、簡単にできそうということで。ごめんね、レッドキング

でも、コスモは作っているうちに「だんだんレッドキングが大好きになってきた」そうです。
仕上がるころには、
「もう、可愛くて、可愛くて
今、コスモが一番欲しいものは、「大怪獣バトル」というゲームのレッドキングのレアカードだそうです。そのうち、手に入るといいね

何はともあれ、宿題終了。
残り少ない夏休みですが、思う存分ゆっくりと過ごさせてやろうと思います。
・・・ボケない程度にね
2008-08-26 16:32 | 記事へ | コメント(4) |
| 小学校 / 広汎性発達障害(アスペルガー症候群) |
2008年08月25日(月)
海遊館。
宿題も何とかひと段落したので、海遊館に行ってきました。



ちょっと分かりにくいですが、真ん中のイルカさん?たちの模様は、イルミネーションになっています。

入館すると、鮮やかな水のトンネルが出迎えてくれます。



トンネルを抜けると、そこは森だった(笑)
と言う訳ではありませんが、海遊館は一番最初は地上(?)で、徐々に海底に潜って行く(降りて行く)といった趣向なので、序盤は陸の生き物も展示されています。
ここで問題です。これ↓は何でしょう?



答えは、下の行↓を反転させてください
ナマケモノです。見事に木に同化していますね。

ペンギンはいつも大人気です。



最近、アデリーペンギンがお仲間に入ったとか。画像左側の数匹がそうです。

海遊館の新しい目玉?のひとつ、オニイトマキ。



近くで見ると、すごく大きくて格好良かったです。
惚れました

のんびりと泳ぐ(と言うか、泳いでいるのかどうかすら分からない)マンボウくん。これはこれで、癒し系かも



でも海遊館の華は、やっぱりこれですね。ジンベエザメ。



イワシの大群。ジンベエザメに負けず劣らず、見応えがあります



サンゴ礁をイメージした水槽です。



と思ったら、ウツボがいてビックリ



ちょっと不気味なタカアシガニ。可愛い生き物・綺麗な生き物だけではなくて、ちょっとグロテスクなのがいるのも、海遊館のいいところ?です。



帰り際に偶然、2匹のジンベエザメが行き交うところを撮影できました。ラッキー



もっと混んでるかと思いましたが、平日だからか夏休み終盤だからか(笑)、意外と空いていて、ゆっくり見ることができました。
コスモは、大好きな生き物たちをたっぷり眺めることが出来て大満足。そしてお土産に買った(おばあちゃんに買ってもらった)のは・・・

これです↓



ウツボのぬいぐるみです
こんなのが売ってるんですねえ。
ちなみに、小さいジンベエザメは私が欲しくなって買いました。
何か、ジンベエザメがウツボに襲われてるみたい・・・

夏休みもそろそろ、終わりですね
2008-08-25 15:46 | 記事へ | コメント(6) |
| 趣味・レジャー |
2008年08月24日(日)
環境整備
今日は、コスモたちの学校の登校日。「環境整備」の日でした。
この日は、4年生以上の児童と、全学年児童の保護者が手分けして、学校の中をきれいにする日です。仕事の内容は、ペンキ塗り、溝掃除、草むしり、窓ふきなど。今年は、6年生の児童とその保護者は、窓ふきの係でした。
強制参加ではないので、参加する児童はだいたい全体の6割程度。親に至っては、1クラスにつき2〜3人来ればいいところ。情けない話ですが
で、6年生は取りあえず、今日(登校した子は)提出することになっている漢字ドリルと計算ドリル、そして読書感想文を出すように(朝礼台上のカゴに入れるように)指示されました。
他の子がぞろぞろと出しに行く中、コスモは宿題を持ったままウロウロウロ。どうやら、「宿題を提出する」ということは分かっていても、どこに出したら良いのかが分からない様子(普段、「朝礼台の上」になんて出しませんものねえ)。
一応後方に控えていた私は、コスモの側に行って、
「朝礼台の、カゴの上」
と指示。ああそうか、と納得した様子で提出しに行ったコスモでした。
(他の子が皆そっちに出しているから、というのは自閉っ子の基準にはなりません。)
そして、窓ふき開始。
先に濡らした新聞紙で拭いて、それからぼろ布で乾拭きします。学校の窓ガラスは結構大きいので、高い部分は大人が担当(先生含む)。子供たちは、手の届く範囲の高さを担当しました。
私はいちおう大人ですが、背はかなり低いので(150cm程度)、上の方を拭くには登らなければなりません。登ったあと、下の方を拭いているコスモに、
「新聞紙取って」
「ぼろ布取って」
などと頼むと、きちんとその通りにしてくれます。こうやって、マンツーマンで指示していれば、何の問題も無いのになあ、と思いました。
やがて、作業終了。
6年生は運動場で整列するように言われたのですが、
「背の順じゃなくていいから、クラスごとに適当に」
と言われて、また分からず、ウロウロウロ。
ようやく、コスモなりに納得(?)できる位置に並ぶと、
「その場にしゃがんで」
と、先生の指示。50人くらいいる6年生の中で、ただ1人しゃがまずに突っ立っているコスモ
本当に、「全体への指示」は苦手なんだなあ、と、つくづく
その後、参加者にはPTAから飲み物を配られ、解散。帰りにちょっとだけ担任の先生を捕まえて、少しだけ運動会のときの係についてのお話を。
コスモにも当然、係をやる義務がありますが、臨機応変に動かなければならないような係には当たらないようにしてください、とお願いしました。別に今日言うつもりはなかったのですが、改めて集団の中でのコスモを見ていると、やっぱり「他の子と同じに」はすごく難しいことなんだなあ、と改めて思ったもので。
「窓、綺麗になったな〜〜
自分が拭いた窓がピカピカになったことが、嬉しくて仕方がないようで、コスモはずっと上機嫌でした。
でも、やっぱり集団の中で生きていくことは、この子たちにとっては本当に大変なことなんだという再認識と。
それから、考えすぎかも知れませんが、指示が理解できずにウロウロしていても、何となく担任の先生に放っておかれているような不安さと。
そんな漠然とした、モヤモヤとした気持ちを抱いてしまった今日の「環境整備」でした。

中学では、大げさなくらいにお願いしようっと・・・
2008-08-24 16:07 | 記事へ | コメント(8) |
| 小学校 / 広汎性発達障害(アスペルガー症候群) |
2008年08月23日(土)
言われなくても?
コスモは、広汎性発達障害の中の、アスペルガー症候群です。要するに自閉症です。知的障害と言語障害を伴わないので、アスペルガー症候群と呼ばれていますが、根本的な部分は「自閉症」とひと括りにしてしまって差し支えないと思います(あくまで私個人の意見です。違う見解の方も大勢いらっしゃると思います)。
そんな自閉症の症状のひとつとしてよく挙げられるのが、「想像力の乏しさ」。ファンタジー的にあれこれ空想するのが苦手、みたいに思われがちですが、それとは少し違って、「次に何が起きるか、相手がどう思っているか」を想像したり推測したりするのが苦手、という意味です。
コスモもご多分にもれず、そういった面が多々あるのですが、実は私もコスモのことは言えません。
物心ついたころからずーっと両親(特に母)に言われ続けてきたことですが、私自身も、
「相手が何を期待しているか」
といったことを想像するのが、どうも苦手なようです。
話が長くなるので細かい説明は避けますが、先日、母が私に、あるものをちょっと見てほしいと言ってきました。
「ここが、おかしいんやけど・・・」
と、母が指さすので、私は「なるほど」と言ってそこだけを修正しました。それで終わりだと思って、コスモのところに戻りかけると、
「あ、それから、ここも。ここもおかしいんやけど」
と、どんどん注文は増える一方。私は次第に苛ついてきて、
「何や、一箇所と違うやないの! それならそうと、最初から言うてよ!!
すると母は、
「そんなん、見れば分かるやろ。言われなくても分かるやろ? そんなことでいちいち怒る、あんたがおかしい」
と。
そう。これが母の口癖なんです。
「見れば分かる」
「言われなくても分かる」。

・・・・・・すいません。分からないんです。マジで

子供のころ、留守番をしていて、母が帰ってくると、怒られないことはほとんどありませんでした。
私なりに気を使って、例えば洗濯物を取り込むとか、食器を洗うとか、精一杯の「お手伝い」をしておいたつもりでも、母から見れば、あっちこっちが抜けていたようで。
「あれもしてない! これもしてない!!
と、いつも叱られっぱなしでした。
そんなときも、父はかばってくれるでもなし(それについてはこちら)。
自分って、よくよく気の利かない人間なんだなあ、と、思いっきりマイナス評価な毎日でした
まあ、今ではそれを通り越して、図太いオバチャンになっていますけど

現代に戻りまして(笑)
母の言うとおり、苛ついて怒鳴る私も悪いんでしょうけど、ここは言っておかないと、と思いました。

あのな。子供のころから、ずっと思ってたんやけど。
お母さんが、「言わんでもわかる」「見れば分かる」っていうことが、私には分からへんねん。
不真面目にしてるんと違うよ。見てないわけやないんやよ。でも、本当に分からへんねん。
コスモもそうやけど、結局、私もそうなんや。言われな分からへんねん。全部、説明してもらわなあかんねん。
面倒くさいやろうけど、そうしてよ。そしたら、私もイライラせんで済む。そして、お母さんかて、嫌な気持ちにならんで済むと思う。


そこに援軍コスモ登場。
「そうそう。僕ら(私&コスモ)みたいな人種は、ちゃんと言ってもらわなあかんねん。僕も学校で、『それくらい、言わんでも分かるやろ』って友達に言われる。でもな、僕はハッキリ言うねん。『そんなこと言わんで、ちゃんと全部言うて』って」
例によって、母はコスモには弱いです(父もですが)。
「分かった、分かった」
と了解して、私にも一言、謝ってくれました(私も、イライラしたことについては、謝りましたけどね)。
私自身、自閉傾向があるのか、それともそれに近い気質を持っているだけなのか、それは分かりませんし、今更知ろうとも思いません。
何故なら私は社会でちゃんと働いていますし、生活していく上で、特に何かの問題が生じているとも思えないからです。
ただ、コスモと似た気質を持っていることで、コスモの気持ちが少しは分かってやれるような気がします。
少なくともコスモには、
「言われなくても分かる」
「見れば分かる」
とは言わない親になろう。
母には悪いですが、少しばかり反面教師になってもらって、私はコスモを傷つけないようにしたいと思います
2008-08-23 17:06 | 記事へ | コメント(8) |
| 広汎性発達障害(アスペルガー症候群) / 生活 |
2008年08月22日(金)
回転寿司。
我が家にとって、すっかりお馴染みのスポットになってしまった、アリオ鳳
今日はその中の回転寿司店、「函館市場」へ行って来ました。
うちの家族は、あまり回転寿司というものに行ったことがなくて(回らない寿司にも行ったことがありませんが)、今までに父と私が別々に1回ずつ、そして母とコスモは初体験。
前々からコスモは、お寿司がぐるぐる回る光景に興味津々で、昨日の晩、行くと決まって以来大喜び。
「行くんやな〜〜。お寿司が回るお店に行くんやな〜〜
と、自分が家の中をぐるぐる回って興奮していました(笑)。
さて。しっかりお腹を空かせて、回転寿司デビューへGO!
事前に、インターネットで「函館市場」のHPを見て、コスモは、「ししゃも子」と「あなご」を食べると宣言。どちらも、コスモの大好物です。
別に先に決めなくても、回転寿司なんて、その場で回ってきたものから選べばいいと思うんですけどねえ・・・まあ、その辺はやっぱりアスペっ子、ってことで
家族4人で行ったからか、カウンター席ではなくてボックス席に案内されました。実は私も、回転寿司の経験があると言っても10年以上も前、コスモが生まれる前の話なので、
「へえ〜、こんな席があるんだ」
と感心することしきり。落ち着いて食べられて、いいものですね。
(後からお店の表示を見たら、3人以上ならボックス席を利用できる、とのことでした。)
さて。父と母と私が、回ってくるお寿司をいろいろと物色している傍らで、コスモはひたすら、ししゃも子とあなご。
何があっても、ししゃも子とあなご
デザートを注文してもいいよと言っても、ししゃも子とあなご
しかも、あなごはワサビ抜きがいいと言うので、その度に注文。優しそうな女性の店員さんがその都度にこやかに対応してくださいましたが、

今日の午前11時ごろに「函館市場」アリオ鳳店で何度も「煮あなごワサビ抜き」の注文を取ってくださった店員さん。うちの自閉っ子が、どうもお手数をおかけいたしました

他にもいろいろ、バラエティに富んだメニューで、しかも比較的シャリが小さい(笑)ので、ついつい幾らでも食べてしまって。
気がついたら、4人合わせて大変な皿の量になっていました
でも、美味しかったから・・・ま、いいか

他の回転寿司店にほとんど行ったことがないので、比較は全然できませんが、「函館市場」は美味しかったですよ。お勧めです。うちの家族も、また行くと思います
そして帰りには、「にゅう」でソフトクリームを食べてしまった私たち・・・ああ、また太るわあ。これも美味しかったから、いいんですけどね
2008-08-22 14:48 | 記事へ | コメント(6) |
| 生活 / 広汎性発達障害(アスペルガー症候群) |
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ニックネーム:コスモママ
性別:たぶん女性
年齢:そろそろ半世紀
都道府県:大阪府
アスペルガー症候群の大学生・コスモと、その母のお気楽ゲーマーライフ。発達障害がメインテーマですが、半分くらいはゲームの話題です。

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