今日、学校から帰って来たコスモが玄関に入るなり、
「ママ！ 緊急事態や！！」
と。
一体何事かと思ったら、学年末テストの保健体育のテスト範囲が、
「２年生で習った分全部なんやて！」
だとか。
どうしてコスモがこんなに慌てていたかと言うと、先週の水曜日に範囲表が配られたときは範囲がちゃんと区切られていたのに・・・と言うことです。
この体育の先生はもともと気まぐれなところがあって、コスモたちの学年は振り回されっぱなしなのですが、ついにそこまで来たかという感じ（笑）
「みんな、ブーイングしてた？」
と私が尋ねると、
「うん！ すごいブーイングやった！ 」
と、コスモ。
だって、試験は明後日からですから。
生徒に一夜漬けを強要しているとしか思えないですね（苦笑）
で、私がコスモに贈った言葉は、
「ま・・・ええんちゃう？ 」
するとコスモも、
「ま、ええな！！ 」
条件はみんな同じ。大変なのも、全員同じ。
それならいいじゃないかと。仮に平均点がものすごいことになったら、怒られるのは体育の先生ですし。
取りあえず、２年生の範囲全部なら、と言うことで今年度に入ってからの保体のテストを引っ張り出しました。
それを見て、おさらいすればいいんじゃないかと。もちろん、教科書等も読むと本人は言ってますけどね。
今回、コスモとやりとりしていて、思ったこと。
強くなったなあと。
以前のコスモなら、試験範囲が言われていたものと違っていたなんて、絶対パニックです。泣きながら帰って来たと思います。
それに引き換え今日は、興奮はしていたものの、泣いた様子は全然ありませんでした。
まして、
「ま、ええな！」
なんて言葉は、つい１年ほど前のコスモなら絶対に出なかったはず。
身勝手な人に振り回されるのは障害があろうが無かろうが困りますけど、コスモたちにとっては先生方の中に１人ぐらい？振り回してくださる（敬語を使うのも変ですが）先生がいるのも成長の糧になるのかな、と思いました。
「まあええ」
と開き直ったコスモは今、鼻歌交じりで以前のテストのおさらいをしています。
こんな「急な変化」を受け入れられるようになったコスモ。
いっそ保体の点数なんてどうでもいいじゃないか、と思えるほど嬉しい出来事でした
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