昨日、コスモは生まれて初めてプラモデルというものを作りました
きっかけは、ひょんなことから。
私は「三国志」が大好きなのですが、最近は三国志のキャラクターをモデルにしたガンダムのプラモデルが出ています。
いろいろなのがあるなあ、と某通販サイトを見ていたら、横からコスモが覗いて来ました。
その中でコスモが、
「これ、無茶苦茶カッコいい・・・」
と、惚れて（？）しまったのが、三国志の中でも屈指のつわもの、黄忠さんのガンダム。
黄忠というのは、ご存じの方も多いと思いますが一応ご説明しますと、三国志の主人公・劉備玄徳配下の武将の一人。劉備に仕えた時点で既に老齢でしたが、若者顔負けの武勇を見せた元気なお爺さんです。
コスモはもともと、お爺さんキャラが好きなので、三国志の中では黄忠さんが大好き。
その黄忠のガンダムがカッコよかったものですから、ぜひ作りたいと言い出して、自分のお小遣いで買いました。
さて、繰り返しになりますが、コスモはプラモというものを作るのは生まれて初めて。
私は、簡単なものなら時々作ってますので、いちおう道具はあります。
それこそ私が作れば話は早いのですが、黄忠さんに限っては、
「僕が、自分で作りたい」
とコスモが言うので、ちょうどいい機会だと思い、一からプラモ作りを教えてやることにしました。
コスモは手先の器用さが通常の６割の子ですから、こういうことを身につけさせるには、本当に根気が要ります。
ニッパーの使い方１つ教えるにも、持ち方、握り方、刃をどう当てて、切るか。
普通なら一瞬でやれそうなことを、何度も何度も、手とり足とり教えることになります。
それでもコスモが、自分でプラモを作ると言い出したのが嬉しくて、多少の紆余曲折は全く苦になりませんでした。不器用なりに、少しずつ要領も良くなり、本人も、
「切りま〜す、切りま〜す 」
と部品を切るのが楽しそうになっていきました。
組み立てるのは、レゴである程度鍛えている？ので、それほど困りませんでした。
そして、出来あがったのが、これ！↓
ほとんど全て、コスモが１人で仕上げました。
シールを貼るところだけ、私がほんのちょっと手伝いましたが（非常に小さなシールがあったので）。
コスモに言わせると、この↑角度から見るのが一番カッコいいそうです。
（持っているのは、コスモの手です。）
よほど嬉しかったらしく、今日もまだ、自分が作った「黄忠ガンダム」を折に触れて満足そうに眺めています。
小さなプラモなので、慣れた人ならおそらく１０分か２０分で出来ると思いますが、コスモは１時間以上掛かりました。
でも、コスモにとっては、初めて自分の手で作り上げた、この上なく貴重なプラモなのでしょう。
「機会があったら、また違うのを作りたい」
そうです。
コスモ、頑張ってね。
プラモは男の子の趣味として、なかなかイケてるよ
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