アスペルガーの特徴のひとつに、「言葉を文字通りにとってしまう」というものがあります。例えば、「真っ直ぐ家に帰りなさい」と言われると、途中で曲がり角を曲がってはいけないのか、と悩んでしまうとか。今日は、そんな話をひとつ。
私の友人が、追突事故に遭いました（たぶん、これ読んでるよね。どうぞお大事に）。
大阪（関西？）では、車 同士で追突されることを、「オカマほられる」と言います。私がうちの両親に、
「○○（友人の名前）が、オカマほられたんやって」
という話をしていると、横からコスモが、
「怪我したんか？」
と訊ねました。友人はむちうちになったと聞いているので、
「うん、怪我もしたらしい」
と答えると、
「そっかあ。痛かったやろうなあ。何でおかまなんて投げたんやろうなあ」
・・・・・・は？
「おかま、放った（ほうった）んやろ？ 誰が放ったん？」
えー、ここで関西弁解説。関西では、「投げた」「捨てた」のことを「ほうった」という場合もあります。
ここまできてやっと分かったのですが、つまりコスモは、誰かが私の友人に向かって、お釜を投げたと思っていたわけで。
私と両親は、もちろん大爆笑
「違う、違う」
コスモに追突事故のことだよと教えると、コスモもヤレヤレという表情で、
「ああ、びっくりした。世の中にお釜を投げるような人がいてるのかと思った」
・・・そりゃあねえ
このコスモとの会話で、「今日のブログのネタにもらった！」と思ってしまった私も私ですが。
友人よ、キミの痛い話をネタにしてしまってごめんよ〜〜
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