先日、職場で何となくですが、子供がいる女性同士で出産したときの思い出話になりました。
陣痛がどれくらい痛かったとか、何時間かかったとか、お産も千差万別、人それぞれ。
盛り上がって、結構楽しかったです
そんな中、今年入った新人さんの１人（２０代女性）が、
「私は子供、産みたくないんです」
と。
産む産まないは個人の自由だと私は考えていますが、理由はと言うと、
「痛そうだし、産んでからも育てる自信がないから」
だとか。
でも、少なくともその場にいた私を含む「お母さん」たちは皆痛いのを乗り越えて産んでいるわけです。帝王切開の人もいましたが、術後の痛みは相当なものだったそうで、やはり「痛い思いをして産んだ」ことに変わりはないと思います。
ひと言で言うなら、「みんな来た道」ですね
そして、「産んでから育てる」ことについて。
「最初から自信満々のお母さんなんて、たぶんおらへんと思うよ」
と、私たち。
「何歳で産んでも、最初の子を産んだときがお母さん１年生やよね」
と頷き合いました。
たまたまですが、その場に居合わせた全員、産んだ年齢も全くと言っていいほどバラバラ。でも、子供の歳はうち以外は皆同級生で、そういう意味ではお母さんたちも「同級生」と言えます
最後に、
「産んだ日のことは昨日みたいに覚えてるけど、気がついたら高校生になってる。あっと言う間やよ」
と、私。
「そういうものなんやねえ・・・」
と、しみじみする同級生お母さんたち（彼女たちのお子さん方は小学生です）。
ここまで話して、「産まない」と言っていた新人の女性も、少しは心がほぐれたようです。
重ねて書きますが、産む産まないは個々人の自由だと思いますし、子育ては十分過ぎるくらい大変なことだと私も実感しています。
でも。
私は、コスモを産んで良かったです。
自閉っ子であるとかないとか言う以前に、１５年数ヶ月前にコスモを産んだあの瞬間から、私の元に産まれてきてくれてありがとうと感謝しています。
たぶん、これからもずっと・・・
そんな気持ちを改めて思い出させてくれた、職場での井戸端会議でした
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