昨日の話になりますが。
コスモが急に改まって、
「ママ。僕らもええ加減、モンハン頑張らなあかんなあ」
と。
真顔で何やねん、と噴きそうになりましたが、本人は大真面目なのでよくよく聞いてみると。
去年の１２月１日に発売した、「モンスターハンターポータブル３rd」。男の子に人気があるだけあって、コスモの同級生の男子もかなり大勢の子が遊んでいるらしいのですが。
学校でそのゲームの話になって、どこまで進んだかと言う話題になったところ、
「全員やないけど、ほとんどの子がラスボスあたりまで行ってんねん」
と。
「そしてなあ、みんな○○○○○○ンも○○○○○○チも（ネタバレになるといけないので敢えて伏せ字にしておきます）全然強くなかったって言うねん。みんな上手いんやなあ 」
しきりに感心し、それに引き換え自分は下手くそだと凹むコスモ。
私は笑って、
「あのなあ、コスモ。あんたくらいの歳の子は、ちょっと背伸びしたがるもんなんよ。本当はラスボスまで行ってへんけど『行った』と言うてるかも知れんし、実際は苦戦したモンスターでも『弱かった』って言うてるかも知れへんのよ 」
と説明。
コスモは、
「そういうもんかなあ」
と半信半疑ながらも、少し安心した様子。
実際、私が見る限り、コスモは決して下手くそハンターではありません。
メインの武器はハンマーですが、モンスターの急所を狙いに行く腕は見事
そんなコスモが同級生より進むのが遅いとすれば、それは多分・・・
「あんたは１日１クエしかやれへんって決めてるから。だからみんなに追っつかへんのやと思うよ」
コスモは、
「・・・・・・・そっか！！(・o・)」
これも、コスモと言う自閉っ子のこだわりの１つなのですが。
モンハンは、「クエスト」という狩猟ミッションを次々にこなしていくゲームなのですが、コスモの中には「平日は１日１クエスト」というルールがあります。
早く終わるクエストもありますから、そんなときは寝るまでの時間が余りまくりなのですが、
「１日１クエって決めてるから・・・」
と譲りません（休みの日なら、２クエ以上行く場合もあります）。
私ははっきり言って１クエだけじゃ物足らないことが多いので、そんなときは、
「じゃあ、ママは村クエ（１人でやるクエスト）に行ってくる」
と勝手にやっていたりします。
ですから、実のところコスモより私の方がこなしているクエストの数は多いのです。
ましてやり込んでいる中高生は１日に何クエも行くのが普通でしょうから、コスモが追いつけないのは当たり前の話。
マイルールを頑なに守るコスモも、今回の件は心から納得したようで、
「よし！ これから時間があるときは１日２クエにする！！ 」
それでも「２クエ」なところが、コスモらしいところです（＾◇＾）
と言う訳で、昨晩からは１日２クエ。
ウラガンキンというモンスターを、２回狩りに行きました（通常種と亜種）。
今日はモンハンの象徴・リオレウスと、あと「寝るまでの時間次第で、そのときに決める」つもりだとか。
たかがゲームの話ではありますが、こんなところからも少しずつ、こだわりを解いて臨機応変さを身につけていってくれればいいなあと思います
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