先日の話なんですが。
職場のバイトさんが、何故かお弁当に納豆を入れてきました。
私は納豆のニオイは平気なんですが、何人かは明らかに嫌な顔をしていたので、あとでこっそりと、
「納豆のニオイは好き嫌いがあるからね。お弁当に入れるのは止めといたほうがいいと思うよ」
と、優しく（あくまで優しく）諭しておきました。
（バイトさんの教育は私の仕事なんです。辛いッス ）
で、家 に帰ってからその話をしていたら、横からコスモが、
「僕は別に、納豆のニオイは大丈夫やけどなあ」
と、口を挟んできました。
「そりゃあ、ニオイには好き嫌いがあるからねえ」
と私が答えると、
「僕が一番嫌いなニオイはなあ。絆創膏のニオイやねん(-"-)」
と、コスモ。で、ここから機関銃トーク が始まりました。
「ほら、僕が幼稚園の年中のとき。指に絆創膏貼ったことがあったやろ？ あのニオイが、臭くて臭くて。僕、すごい嫌やってん。外してからも、しばらくニオイ残ったし。すごいストレスやった・・・」
（キリがないので、以下略）
正直言って、そう言やそんなこともあったかなあ、という感じなんですが
コスモの指に絆創膏くらいは貼ったことがあるでしょうけど、それがいつのことか（幼稚園か、小学校か）なんて覚えてないし、まして何故そういう怪我をしたのかもこちらは覚えていません。
でも、コスモは覚えているんですね。略した部分に含まれていますが、怪我をした経緯もバッチリ記憶していました。
自閉っ子の、「忘れられない脳」全開です(^_^;)
で、延々しゃべって、コスモは結局何が言いたかったかと言うと。
「この先怪我をしても、なるたけ絆創膏は貼りたくない」
ということなんです。
「ニオイが嫌いだ」ということから始めても、１分もかからない話だと思うんですが。
この辺がやはり、コミュニケーション障害というやつでしょうか。
こんなことを言ってる割には、灯油とかガソリンのニオイは好きだったりするんですけどね。
自閉っ子の感覚って、ときどき本当に不思議です
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