旅行から帰ってきて一夜明けて、ぼちぼち母も本領を発揮し始めました（笑）
今朝起きて、私に真っ先に言ったことが、
「（コスモの）水筒の洗い方が汚い」。
寝ぼけ眼の目をよ〜くよくこらして見ると、ちょっとした茶渋のような汚れが。
「カビやったらどうするの！ コスモがお腹壊すやないの！ 」
いや、それ、絶対カビじゃないって・・・
他にも、洗濯物の皺の伸ばしようが足らないとか。
掃除機のかけ方が雑だとか（いわゆる「四角い隅を丸く掃く」みたいな感じらしいです）。
それなら１週間以上、洗濯も掃除もしなきゃ良かったのか〜？ と言いたくなるんですけど、そこはグッとこらえて。
売り言葉に買い言葉は、その後大事になるのが目に見えてますからね。
旅行についても、不満がぽろぽろこぼれ始めています。
あちらのトイレ が嫌だったそうです。
何でも、紙が堅かったとかで。
あと、添乗員さんが２人いたけど、そのうちの１人が何もしてくれなかったとか。
飛行機の中では食べるくらいしかやることが無くて、退屈だったとか（退屈を楽しむのもまた旅行だと思いますが）。
ツアーの終わりごろに、添乗員さんが、
「またよろしければスイスにお越しください」
と仰ったそうですが、
「二度と行きたくない」
そうです。
あーあ、休暇は今回１回きりかも・・・
８日間の留守の後、両親が家にいるようになって、自分が意外なものに思いのほかストレスを感じていることに気づきました。
「視線」です。
コスモとテレビ番組を見ているとき。
ちょっとゲームを楽しんでいるとき。
ＰＣに向かって、仕事をしているのではなくて、ネットを見ているとき。
ある時はチラチラと、またある時は凝視するような感じで。
それは、何気なく見ているとか、まして温かく見守るとかではなくて。
「一体何をしてるんや？」
と批判的に向けられる視線です。
それが、すごく辛いです。
両親が留守だった間の開放感は、この視線からの解放感だったのか・・・と思えるほど。
ただ、今は母の「視線」は私だけではなくて、家中に向けられています。
私の留守中の落ち度を探すために。
ここに書くのもバカらしいくらい、どうでもいい内容のもありました。
どうして、もう少し「優しく」生きられないんだろう。
いろいろなものに感謝して、喜んで生きることが出来ないんだろう。
すごく不思議です。
気に入らないものを探し続ける人生なんて、寂し過ぎると思うのですが。
ちなみに父は、そんな母をよそに現地で撮影してきた写真の整理に没頭しています。
おかげで母は、父に頼みたい用事が片付かずにますます不機嫌モードです。
「あの夫婦、ほんまに世話がやけるなあ」
と、さっきコスモがこっそり私に言いました。
自分の親ですから、今更見放すつもりもありませんが・・・
ほんま、世話がやけますわ・・・(-_-;)
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