えーと、今日の話は、「血の話は苦手」と言う方はスルーしてくださいね〜。
昨日の晩のことです。
夕飯が済んでから、母がいきなり「梨を剥く」と言い出しました。
別に梨がどうしても食べたかったのではなくて、スイスの旅行でお土産に買ってきたナイフを試してみる、と。
あちらの何処のお土産屋さんかは知りませんが、添乗員さんに、
「ここのナイフはすごくよく切れるんです。私も家で料理に使っているんですよ」
と言われて買ったそうで。
普通の包丁程度の刃渡りですが、包丁と違っていわゆる「ナイフ」の形なので、よくこんな怖いものを買ってきたなあ、と思ったんですけど。
で、梨を剥きだしてしばらくして。
「手ェ切った・・・ 」
と、母。
え？と思って覗いてみると、左手の人差し指の先からどくどくと血が。
「切った」というよりは、「削いだ」という感じの傷で、
「ガーゼ持って来て！」
と言うので慌てて何枚かまとめて渡しました。
母は元看護師なので、怪我の手当てはプロです。
自分で一生懸命圧迫止血をしながら、私にあれを出してこれを出してと指示を。
騒ぎを聞きつけた父もやってきて、ああしたらいいんじゃないかこうしたらどうだと右往左往。
コスモはコスモで、血を見て大騒ぎしているし。
そんな中、私は梨が血を被っていないのを確認して安心したり（笑）
ただ、切り方が深かったのか血がなかなか止まらないので、病院 に行った方がいいんじゃないかと言う話になりました。
幸い、父が週に２度の「ノンアルコールの日」でビール を飲んでいなかったので、消防署に電話して、救急で外科外来を受け付けてくれる病院を確認。
かくしてコスモと私は、いきなり両親の旅行中みたいなお留守番モードに・・・
コスモ「また２人になったな〜」
私「そうやね」
コスモ「静かやな〜」
私「そうやねえ。あの２人がいると、無駄に騒がしいよね」
特にこの夜は
（あ、梨は留守番しながら食べました）
１時間くらいして戻ってきた母は、病院で止血剤を含んだガーゼで圧迫してもらったらすぐに血が止まったそうで、
「新しい薬ってすごいわ〜」
と妙に満足げでした。
あとは消毒のために病院に通うだけだそうです。
手の怪我なので、当分の間水仕事は私が全部引き受けることに。
妙なところで、留守番のときと同じになってしまいました^^;
まあ、いいんですけどね。
そのおかげかどうか、今日の母はちょっと大人しいです。
自分なりに、周りに悪いことをしたと思ってるんでしょうかね。
ただし、お詫びの言葉は絶対に口にしそうにありませんが
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