今日は３月３日。桃の節句ですね。
うちは男の子 しかいないので、特にこれといったことはしませんが。
何故か母が毎年雛祭りとなると気合が入っていて、ケーキやら、散らし寿司やら、いろいろ買ってきます。
今日も後ほど、いちごのケーキでお茶の予定。
一番楽しみたいのは母なのかも知れません（笑）
コスモの方は、お雛祭りどころではなくて、今日が学年末テスト２日目。
今日の科目は英語・技術家庭・社会科で、どれもコスモの得意科目なのですが、実はコスモがテスト前に最もビビっていたのが今日の社会科でした。
何故なら・・・
事前に先生が、「設問を全部で９０問出す」と宣言していたから(^◇^;)
コスモは、「処理速度」が通常の６割程度です。
これは、器用不器用に関する数値ですが、字を書く速度にも関わってきます。
げんに、コスモは今でも漢字の書き取りなどの宿題は、時間がかかります。それでも昔に比べればずいぶんマシになった方で、小学校低学年のころなんかは、漢字ノート１ページ埋めるのに（もちろんマス数は少ないにも関わらず）１時間は掛かってましたっけ
そして何より、コスモのトラウマになっているのが、小学校４年生のとき。
当時、教師１年目だった先生に担任を受け持たれ、３学期の終わりごろには年度内に課程を終えるために先生がアップアップ状態になって、１時間（の授業）でテストが２枚も３枚も行われる有様だったのです。
字を書くのが遅いコスモは、学習の内容が理解できているにも関わらず、２枚目、３枚目は書くのが間に合わず白紙で出す羽目に。そして、返って来た答案には、非情に「０（ゼロ）」の数字が大きく書かれていました。
当然コスモはショックを受けて、私は担任の先生に改善を求めましたが、
「他の子は皆、時間内に書けている。コスモ君だけ特別扱いはできない」
という返答を受け、悶々としたものでした。
まあ、それは過ぎた話ですが。
そんなわけで、「時間内に書ききれないかも知れないテスト」には、少なからぬトラウマを持っているコスモ。
社会科は得意科目なだけに、
「書くのが間に合わなくて、ひどい点数になったらどうしよう、どうしよう 」
とオロオロしていたのです。
私は、今のコスモは小学校の時に比べればずっと書くのが早くなっているから、大丈夫だと励まして、
「大丈夫。コスモには義満様が付いてるよ」
と。
実はコスモ、何故か室町幕府の３代将軍の足利義満が大好きなのです。
今回のテスト範囲に室町時代も入っているからか、そう言われると俄然やる気になったみたいで、
「そうやな！」
と張り切って登校していきました。
そして、あっという間に下校時間・・・
帰宅したコスモは、玄関でガッツポーズ。
「全部書けたで！ 間に合ったで！！ 義満様のご加護や！！」
本人に言わせると、書ききれただけでなく、見直す時間もちゃんとあったそうです。
持って帰ったテスト問題を見ると、確かに設問は９０問。
記号ばかりではなく、漢字もあります。本当によく間に合ったものです。
やっぱり成長しているんだなあ・・・と感心する一方で、
マジで、義満様のご加護かも（＾◇＾）
コスモに自信を持たせてくださってありがとう、義満様
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