先週の話になりますが。
水曜日に、母と２人でとあるお店へ買い物に行きました。冬物のバーゲンをやっていたので、
「コートを見たい」
という母に付き合うことに。
母は、服に関しては即断即決なので、すぐに気に入ったものが見つかりました。私は別に買うつもりは無かったのですが、お店の方が、
「これ、お似合いじゃないでしょうか？」
と、見せてくださったコートがありました。
それがたまたま、色と言い形と言い、ストレートに私の好みだったんです。
幸い、お値段も母が選んだ分より更に安かったので、思い切って買うことに。ところが、店員さんの出してくださった品物が、たまたま私に合うサイズではありませんでした（私は、横に成長しているもので・・・お察しください ）。
バーゲン初日だったので、
「これ、ちゃんとサイズが揃っているはずなんですよ。倉庫を見て来ますね」
と、店員さん。
その間、同型の色違いで、サイズが合っているものを別の店員さんに着せていただき、そのサイズなら大丈夫なことも確認して、待つこと暫し。
倉庫に行った店員さんが、
「おかしいな〜」
と帰ってきました。
詰まるところ、私が気に入った色のジャストサイズは、倉庫に無かったのです。
「すみません・・・」
と謝る店員さんに、無いのなら仕方ないですね、と諦めかけたら、リーダー格と思える年配の店員さんがひと言。
「これだけお待たせしたのに、それで終わりはないでしょ。社長に電話して、本当に無いのか聞いてみて」
そして私と母には、
「ずっとお待たせするのも申し訳ないですから。社長と連絡が取れたら、ご連絡しますね」
と。
商品が見つかったら、自宅に送ってくださると言う話も出たのですが、そう遠いお店でもないのでまた来ますと言って私の携帯番号をお教えしました。
すると、その日のお昼過ぎに電話が掛かってきて、
「社の方にありました」
と。
すごく気に入った商品だったので、純粋に嬉しかったです。
それ以上に嬉しかったのは、バーゲンでお忙しいのに、誠心誠意尽くしてくださった店員さんたちの心意気ですね
そして２日後の金曜日に、また同じお店に行って、無事に好きな色＆自分サイズのコートを買わせていただくことが出来ました。
「何度も来ていただいて、申し訳ありません」
と、店員さんたち。
「いえこちらこそ、お忙しいのにお手数をかけて申し訳ありませんでした」
と、私。
幸い、そのときお店にいらしたのは、水曜日と同じメンバーでした。
直接お礼を申し上げられて、本当に良かったです
店員さんたちの誠意がこもった、新しいコート。
末永く大切にしようと思います
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