一昨日の記事にチラッと、コスモには胃腸過敏の傾向がある、と書きましたけど。
そう言えばこのブログを始めて長いのに、そのことについてはあまりお話ししていなかったなあと思い至りましたので、今日書くことにしました。
ちょっとだけ の話も出てきますけど、ご了承ください。
「普段行かない場所だと、やたらトイレ （大きい方）に行きたがる」
と言うことに気づいたのは、たぶん３〜４歳のころでしょうか。
旅行とか、日帰りにしても遊園地とかに行くと、必ずと言っていいくらい、
「お腹痛い」。
そして、トイレに連れて行ってもなかなかが出ず、せっかくのお出かけの何割かをそれに割く・・・みたいな。
結構、イライラしました（笑）
普段、家でいる分にはそんなことは無かったので、当時は本当に不思議でしたが、今にして思えば自閉っ子であるが故に「いつもと違う場所」に緊張して、お腹に来ていたのでしょうね。
で、広汎性発達障害（アスペルガー症候群）であると分かったのが、小学４年生のとき。
それまでも、遠足や運動会のときに、まあいろいろとありました（の話のオンパレードになりますので、自粛します）。
幸い、漏らしたことは無かったのですが、その寸前までいったことは何度か。
いつもと違う場所（環境）→緊張する→お腹が痛くなる→漏らすかも知れない→ますます緊張する
というスパイラルは、学年が上がるにつれて結構深刻なものになっていました。
何故なら、学年が小さければ、先生方も的なことは大目に見てくださいますけど、大きくなればそうもいきませんから。行事の回数も増え、内容も濃くなっていきますし。
ですから、アスペルガーの診断を受けた前後に、掛かり付けの内科の先生にお願いして、胃腸薬を出していただくようになりました。
薬と言っても、市販のビ○フェルミンとほぼ同じ成分の、長期的に飲んでも問題ないお薬です。
それを飲むようになってから、緊張してお腹が痛くなる、と言うことがかなり少なくなりました。
薬が効いた、と言うのももちろんあるでしょう。
それ以上に、安心できたのではないかと思います。「この薬を飲んでおけば大丈夫」と。
実はとある時期まで、遠足のリュック等の中にそっと予備のパンツを忍ばせていたりもしたのですが・・・
薬のおかげもあって、結局それは、一度も使わずに終わりました。
そんな思い出も遠い昔になった、今。
習慣的に、薬だけは飲み続けています。上記のように身体に悪いものではありませんし、もしかしたら未だに心の奥底では、「この薬があるから安心」なのかも知れませんし。
いろいろな方に支えられて生きているコスモは、胃腸薬にも、ほんのちょっと支えてもらっていますと言うお話でした
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