コスモはゲーム以外にも、いろいろと趣味があります。
１つには音楽 ですね。聴くのも、演奏するのも好き。演奏の方は、大学入試時からお休みしていますが、いずれは再開する予定です。
専攻しようとしている学問ジャンルの本 を読むのも大好きですし、男の子にしては可愛いもの（ぬいぐるみとか）を集めるのも好き。
そして、このブログにはあまり書いていませんが、一部のアニメやマンガの大ファンでもあります。
ブログに書かないのはあれですね、私もアニメやマンガは決して嫌いじゃないと言うか、むしろ好きなんですが、あまり書くと主題が発達障害からどんどん離れていきそうなので。
もともと、ゲームの話題が多過ぎるブログですし（笑）
それはさておき、最近やっとコスモは、好きなアニメのDVDなどを「自分で」見るようになりました。
DVDプレイヤーの操作自体は、以前から出来ていたんですよ。何が出来なかったかと言うと、
ケースからディスクを取り出すこと
です。
「え？」と思われるかも知れませんが。
力を加減して、デリケートな物であるディスクをケースから分離する、と言うのはコスモにとって非常に難しい作業だったのです。
発達障害のうちの、アスペルガー症候群であるコスモ。
アスペルガーも個々人によって千差万別ですが、コスモは言語性IQが高く、動作性IQが低いタイプです。
要するに語彙力や記憶力は高いのですが、運動や手先を使う作業は恐ろしいほど苦手、と言う・・・
ハサミやお箸も使えるようになるまで時間がかかりましたし、ボタンの付け外し、チョウチョ結び・・・「普通」のお子さんなら自然と身に付くような動作の１つ１つが、根気よく教えなければマスターできませんでした。
そんな中、CDやDVDの取り出しは出来ないと生活上困るものでもないので、ついつい後回しになりまして。気が付けば、高校生のときにCDケースを開けるのに苦戦していて、そこから「練習」が始まりました。
その結果、ケースの開け閉めは何とか習得したのですが（それまでに力加減が分からなくて破損もしました）、ディスクは「怖い」という気持ちも手伝って、なかなか出来ず。
ただ、CDの方はディスクの穴を留めている真ん中の部分の形状が２〜３パターンくらいなので、どうにかこうにか会得。
問題は、DVDの方。本当に、いろいろな形状があるんですよね。
それを何とか、ひと通りは「外せる」ようになったのが、つい最近（この秋に入ってから）です。
以前は、本人が何かDVDを見たいと言ったら、私は作業を中断してディスクをケースから外してあげる必要があったんですけど、その手間が消えました。
ちょっとしたことですよね。
本当に、ちょっとしたことです。
でも、そういった「ちょっとしたこと」も積み上げれば膨大。「普通」のお子さんが当たり前にやることを、手助けし、フォローしないといけないのが発達障害（もちろん、他の障害もそうだと思いますが、きちんと存じ上げないので言及は避けます）。
コスモはもう大学生になりましたが、もっと小さい発達障害児を育てていらっしゃる保護者の方々に、心からエールを送ります。
そして、
「少しずつでも成長しますよ」
と伝えて差し上げたいです
頑張れ、コスモ。
これからもずっと、応援しているよ
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