エナメル上皮腫の手術をして、１年余り。
あれ以来、私は下の前歯５本と、下顎の一部がありません（口を閉じれば見た目は普通です）。
その欠けた歯５本と、顎骨の一部を補てんする形で「顎義歯（がくぎし）」と呼ばれる特殊な入れ歯をしています。
現在使っているのは、手術後間もなく入院していた病院 で作っていただいたもので。
そのときに、
「少しずつ、口の中（の形）も変わっていくから。これは仮のものとして、そのうち、ちゃんとしたのを作りましょう」
と執刀してくださったお医者さまに言われました。
あれから１年。「仮」の義歯を騙し騙し使ってきましたが、そろそろ限界に。
傷が治るにつれ、手術痕は肉が盛り上がり、それに引っ張られる感じ？で歯と歯の間も狭くなっていきます。仮義歯を少しずつ削って小さくしていく方向で、調整していただいた１年間。
先日、また調節をお願いしたのですが、掛かり付けの歯科の先生が、
「そろそろ、新しいのを作りましょうか」
と言ってくださいました。
ちなみに、手術した病院の先生は、掛かり付けの先生が義歯の管理をすることについて、了承済みです。立ち入ってお聞きしたことはないのですが、どうやら掛かり付けの先生と手術してくださった先生は、先輩後輩の間柄のようで・・・
「あの（掛かり付けの）先生なら、安心」
と太鼓判を押されているので、心強いです
掛かり付けの先生が仰るには、どうやらごく最近「いい機械」が出来たそうで、より口の形にフィットした入れ歯が作れるようになったとのことです。
取りあえず型どりをして、そのあと幾つかのステップを踏んで、ニュー義歯を作ることになりました。
ステップについては、細かく教えてくださったのですが、細か過ぎて忘れました
記録のつもりで、これから書いていこうかなと思います。
合わなくなった今までの義歯は、実は口の中が変化した分、噛み合わせもおかしなことになっていて。
普通に喋っていれば分からないのですが、いわゆる「イー」をすると明らかに変な並びになっていました。
それが恥ずかしくて、最近は歯を見せて笑うこともできなくなっていたので。
新しい入れ歯を作れるのは、本当に嬉しいです
どんなのができるかな。
あー、楽しみだ
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