「ゴッドイーター リザレクション」、私の方は昨晩にエンディングを迎えました。いわゆる無印ストーリーの分です。
ゴッドイーターシリーズは、無印（初代）、無印にストーリーが追加された「バースト」、そして更に追加されたのが今回の「リザレクション」になります。つまりリザレクションには、無印版・バースト・最新追加ストーリー（リザレクション）の、３つの連続したストーリーがあることになりますね。
（ちなみにこれらの後日譚に当たるのが、「２」及び「２RB」となります）
さて、無印ストーリーについては、前々から情報サイトなどで、だいたいの内容は知っていたのですけど。
やはり、切ないお話でした。以下、ネタバレなので行空けます。
アラガミの脅威に曝される人類を救うため、GEの世界では「エイジス計画」と言うものが進行していました。人工の島を作り、そこに生き残った全人類を避難させると言うものです。
しかしその裏で、「アーク計画」という別のプロジェクトも進んでいたのでした。
「アーク計画」は、一度アラガミごと地球をリセットし、世界を一旦まっさらな状態にすると言うもの。これが実行されると現存の生命は全て助からないことになりますが、一部の選ばれた人類のみを「箱舟」で地球外に脱出させ、リセット後に地球に戻すと言う段取りです。
「エイジス計画」は、当面は人類全てを救うことができるけれど、アラガミの脅威は去らず、また環境が悪化した地球もそのまま。それよりは、地球そのものをゼロからやり直した方が・・・と考えた科学者が「アーク計画」の実行を企み、それを神機使いたちが阻止することになります。
この「アーク計画」に必要なのが、「特異点」。地球のリセットに必要なものだと考えていただければ。無印及びバーストの時点で「特異点」に当たるのが、アラガミの少女・シオです。彼女はアラガミではありますが、人間と同等の知性や感情を備えており、神機使いたちと友情を結びます。
結果的には、このシオちゃんが「特異点」である自分を「箱舟」ごと月に飛ばし、地球ではなく月をリセットします。
その結果、地球は現状のまま、そして月は緑溢れる美しい星に・・・これが無印ストーリーのエンディングです。
文字に書いてしまうと「なるほど」くらいで終わってしまうかも知れないのですが、実際に映像で見ると、涙がポロポロと
シオちゃんが、拙いながらも見せる仲間たちを思う気持ちが、切ないです。
コスモがクリアしたときと、自分が昨晩クリアしたときと、２回見ましたが、２回ともウルウルしてしまいました。
そして、地球のリセットは免れたものの、アラガミに脅かされる生活は続くわけで・・・
「アーク計画」を阻止した際に「エイジス計画」も（人工島が破壊されて）頓挫した形になり、人類の未来展望は相変わらず暗いまま。
・・・ああ、これが、本来の「ゴッドイーター」のストーリーだったんだなあ、と。
「２」や「２RB」が不評な意味が分かりました。
雰囲気が違い過ぎるんですよね。「２」でもアラガミが闊歩しているのは同じなのに、妙にみんな明るいし。
最後は、いちおうアラガミは居るけど大きな脅威は去った？？？みたいな空気になってるし。
暗い話と明るい話、良し悪しは別として、無印やバーストの退廃的な世界観が好きだったファンからすれば、ギャップがあり過ぎでしょう。
私は・・・「２」から入ったので、どっちが好きとも断言しにくいんですけど、ストーリーとして面白いと思うのは、断然「リザレクション」、つまり無印やバーストの世界の方ですね。
さて、月に行ってしまったシオちゃんですが、エンディングの映像を見る限りでは、緑化した月で元気に暮らしている模様。
そんな彼女が、何らかの形で帰って来ることがあるのかどうか気になるところですが・・・コスモが言うには、
「まだ解放されていない（シオちゃんの）スキルがある」
「公式PVを見たら、後日譚にシオちゃんが出るっぽい」
「ネット上で、明らかにエンディング後と思われるミッションにシオちゃんが参加している画像を見つけた」
そうなので、帰還とまではいかなくても、「追憶」キャラか何かで戻って来るのかも知れません。
だといいな・・・と思います。シオちゃん、可愛いので。
取りあえず、シオちゃんに会いたい一心で、コスモがどんどん前に進めるつもりらしいので、何か分かったら、またこちらに書きますね。
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