今日は恒例の、夏のポケモン映画を観て参りました〜
今年は、こちら↓
ポケットモンスターベストウイッシュ最終章「神速のゲノセクト ミュウツー覚醒」
同時上映の短編が、「ピカチュウとイーブイフレンズ」です。
今回の題名になっている「ゲノセクト」と「ミュウツー」は、ある意味好対照のポケモンと言えます。
どちらも「幻」と呼ばれる珍しいポケモンなのですが、ゲノセクトは、現在テレビ放送中 の「ポケットモンスターベストウイッシュ」の舞台となっているイッシュ地方のポケモン。
対するミュウツーは、ポケモン無印時代（初期）のカントー地方のポケモン。
更に、この２種類のポケモンには共通点があります。それは、どちらも「人間に造られた」と言うこと。
ポケモンの世界には、「アルセウス」という創造神がいて、基本、ポケモンはこのアルセウスが作ったことになっているのですが・・・
ゲノセクトは、イッシュ地方の悪の組織、プラズマ団に。
ミュウツーは、カントー地方の秘密結社、ロケット団に。
つまり、「自然の」ポケモンではないのです。これが彼らの悩みを深くしています。
（ただしゼロから生み出されたのではなく、それぞれ元になっているポケモンはいるのですが）
似たような立場のポケモン同士が出会い、お互いの行き違いからバトルに発展し・・・
その戦いに、サトシやピカチュウたちも巻き込まれることになります。
短編と同時上映なので、尺は短いのですが、とても見ごたえのある映画でした。
映像的にも、物語的にも。
引き合いに出して申し訳ないのですが、去年の「キュレムVS聖剣士ケルディオ」は、その点ちょっと・・・だったのですけど。
去年が７０点くらいだとしたら、今年は私的には９０点以上です。
さすがに満点とまでいかないのは、やはり尺の問題があってか、もう少し掘り下げて欲しいな・・・と思う部分があったからに他なりません。
それだけ深く、心に響く物語でした。
短編の方も綺麗だし、可愛いし、この夏のポケモン映画は超！お勧めです！！
以下、ネタバレを含む感想なので、ご覧になってもOKの方のみ「続きを読む」でお願いします。
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