今日明日とコスモたちは中間テスト です。
中学３年生になって初めてのテスト。
頑張って欲しいと思います
それはさておき、今日帰宅してから、コスモが言ったことが２つほどあるのですが。
どちらもそれなりに「成長したなあ」と思えることで、感心してしまいました。
以下、親バカ以外の何物でもない話ですが、よろしければお付き合いください。
まず、英語のテストのヒアリング問題で、ちょっとしたトラブルがあったようです。
コスモ曰く、
「機械が故障していたみたい」
だそうで、音が大きくなったり小さくなったり、小さ過ぎる箇所は聴こえなかったりしたそうです。
特に「重要だと思われるところ」が一部聴こえなかったそうで、コスモも困ってしまったけれど、試験監督の先生がもう一度再生してくださり、先に聴こえなかったところが今度はちゃんと聴こえたそうで、
「問題なく出来た」
とか。
ここで感心したのは、コスモがパニックを起こさなかったこと。
以前なら、１回目で聴こえなかった時点で、すでにアウトだったことでしょう。
２回目を落ち着いて聴いて、「問題ない 」などと言い切る余裕なんてなかったはず。
それがちゃんと出来たのは、大したものだと思いました。
それから、もう１つ。
数学のテストで、コスモは答案を集める係だったそうです。
すると１枚だけ、
「名前以外、全部真っ白」
な答案があったとか。
コスモは驚いたそうですが、チラッと当人の顔を見たら蒼ざめていた そうで、
「ここで声を出したらいけない、この子に悪い」
と思って、見なかったふりをして集めたそうです。
当たり前と言えば当たり前の話ですが、自閉っ子のコスモの場合、
「思ったことを口に出さないように抑制した」
「相手の表情を見て取るべき態度を考えた」
の２点はすごいことなのです。
自閉症の人は、往々にして考えていることが独り言としてダダ漏れ状態になります。
また、表情を読むというのは自閉症の人にとって最も難しいことの１つとも言えます。
もちろん、上記２点にも個人差はありますが、少なくともコスモは独り言がダダ漏れになりがちな子で、また表情を読むのが苦手な子でもあるのです。
それが、数学の答案を書けなかったお友達の気持ちを察して、独り言もきちんと抑制できた、と言うのは素晴らしいことなのです
（親バカ度３００％超です）
テストの結果はまだ当然分かりませんが、今回の「テストに関する話」は、十分褒めるに値するような気がしています。
取りあえず明日、テストが終わったら、何かご褒美を考えてあげようかな
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