昨日のことです。
私宛てに、妙な電話 が掛かって来ました。
「貴女のお書きになった本を読んで、感銘を受けたんですけど・・・」
みたいな。
実は私、とあるところに寄稿して、それが書籍になったことがあります。
ただし、ずーっと昔の話です。かれこれ２０年。
あくまで運よく載せていただいた、という程度なので、それで稼いだわけでもないし、もちろんメジャーになったわけでもなし。
リア友の中でも、その本のことを知っているのはごく少数。語るほどのものでもないので、コスモにも話したことがありません。
それがどうして。
今更。
「図書館で読んだ」
と仰るのですが。
で、感想をつらつらと述べてくる割には、題名を間違えているような気がするし、微妙に頓珍漢だし。
これは怪しいと思いつつ、適当に相づちを打っていると、
「私は広報会社の者なんですが、今度、○○新聞（いちおうメジャー）の広告に、貴女の本を掲載させていただこうと思うんですが・・・」
はあ。
２０年も前に出て、発行部数もごく少数だった本をですか。
「ただ広告ですので、ある程度費用をご負担いただくことになりまして・・・」
あ。
怪しいの、決定。
「税その他込み込みで２４万円です」
「無理です」
と、即答させていただきました。
すると、いともあっさりと、
「そうですか」
と電話が切れて終わり。
えー、感銘を受けたんじゃないの？
粘らないのー？
と、ほんの少しツッコミたくなりましたが（笑）。
それにしても、知っている範囲がごく少ない情報を何処から仕入れたんだろうと考えを巡らせて、思い当たったのが、とある名簿。
いわゆる「名簿業者」の手に渡ったのでしょうね。残念ですが。
念のため、その名簿の大元に電話して、
「悪用されてる可能性があります」
と、チクっておきました。
いやあ、あるもんですね。詐欺の電話って。
気を付けようと思います。
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