前にも書きましたが、私は古文書保管室でのバイトと、在宅でのパソコン入力の２つの仕事をしています。古文書保管室の方はある程度出勤日を自由に決められるので、コスモが長期休みのときはなるべくそちらはお休みにして、家でのパソ入力を主にしています。ですから冬休みの今は、ほぼ１日パソコンに向かって仕事をしているわけですが・・・
「ねえねえ、マァマ」
コスモが私に用事があるときの、独特の呼び方です。普通に「ママ」と言うときもあるのですが、何か頼みたいとき、聞いて欲しいとき、甘えたいときは何故か「マァマ」になります。
コスモの「マァマ」は本当に大事な用のときもありますが、大抵は（少なくとも私から見れば）どうでも良いことです。ゲームのキャラクターがどうしたとか、マンガのどのページのどのコマが面白かったとか。
でも、コスモに「マァマ」と呼ばれたが最後、仕事はひとまず中断です。何故なら、コスモが「話を聞いて欲しい」となると、徹底的に聞いてあげないとダメだからです。ごまかしは効きません。こちらが生返事をしたりすると、
「ちゃんと聞いてる？」
と鋭いツッコミが入ります。
以前はそんなコスモに、
「こっちは仕事してるんだから、そんな話は後にしてよ」
と怒ったこともあります。そんなときコスモは、
「後って何時？」
と聞き返して、ますます私の怒りを買ったものです。
今なら話を聞いて欲しくなると辛抱できないのも、「後で」と言われると予測がつかなくて苦しいのも、アスペルガーだからこそと理解できるのですが。
まあともかく、分かってしまった今となっては、コスモの話を無下に中断するわけにもいきません。机に積み上がった仕事の量を気にしつつ、今日もコスモの「マァマ」に付き合っている私です^^;
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