今日は終業式でした。
上靴やら置き傘やら体育館シューズやら、たくさんの荷物を抱えて帰って来たコスモ。玄関に入るなり、ニッコニコの笑顔で言いました。
「あのな、○○くんが『また三学期な』て言ってくれてん」
○○くんは、コスモが今一番仲良しの男の子です。帰る方向も同じなので、ほとんど毎日、一緒に帰っています。
○○くんは、コスモと道が分かれてバイバイするとき、必ず「また明日な」と言うそうです。ところが今朝、コスモがいきなり言い出したことは、
「○○くんが今日も『また明日』て言うたらどうしよう。明日から学校休みで、しばらく会われへんのに」
仮に「また明日」と言ったとしても、単なる言い間違いとして聞き流せばよさそうなものなのですが、それが気になってしまうのがアスペルガー症候群。言葉は意味が事実に沿っていないと、居心地が悪いのです。
さてどうなることかとコスモの帰宅を待っていた私。そして、冒頭のニコニコ笑顔になるわけです(^^)。
ちゃんと「また三学期」と言ってくれた○○くん。おかげでコスモは、すっきりした気持ちで冬休みを迎えることができました。ありがとうね、○○くん。もしこのままずっと仲良くしてくれるのなら、もしかしてコスモの人生で初めての親友になってくれるのかな。
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