昨日、コスモの担任の先生との懇談会が終わって帰宅するとき、コスモが１年生のときの担任の先生にお会いしました。
この先生は、現役として担任を受け持たれたのはコスモたちが最後で、その翌年からは嘱託非常勤として引き続き学校に来てくださっています。今まで私がお会いした中で（コスモだけでなく私自身が教えていただいた先生方も全部含めて）、一番すばらしい先生だと思っています。
１年生のころのコスモは、今から考えればアスペルガーの症状と思われる困難やトラブルが幾つも発生していたのですが、この先生はそれらの全てを、
「いろいろな子供がいて当たり前。コスモくんはコスモくんなりにちゃんと成長している」
と受け止めてくださいました。そして、私が気付かないような些細なコスモの「成長」ぶりを、まるでご自分の孫のことのように嬉しそうに、教えてくださったものです。
昨日お会いしたときも、
「コスモくん、以前は学校にいるときはいつも緊張したような表情でしたけど、この頃はずいぶん表情が柔らかくなりましたね。笑顔もよく見られるようになりましたね」
と言ってくださいました。
ああ、この先生はやはり、コスモのことを、子供たちのことをよく見てくださっている。有難い気持ちでいっぱいになりました。
「コスモくんたちは、私が担任を持った最後の子供たち。卒業まではこの学校で見届けたいと思っているんですよ」
とおっしゃった先生。ぜひお願いしますと、頭を下げた私でした。
若くてやる気まんまんの今の担任の先生と、現役教師生活最後の１年間を、コスモたちのために尽くしてくださった先生と。コスモは本当に、いい先生方に出会うことができたと思います。
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