今日は、コスモに手伝ってもらって、２階の片付けを行ないました。
あ、終わってません。まだまだこれからと言うか、今回が「第１回」なんですが。
どうして片付けが始まったかと申しますと、実は近々、我が家 の一部をリフォームする予定でして。
リフォームするのは２階のうち、私が結婚するまで使っていた部屋と、その隣の物置代わりの部屋。この２部屋を中心に工事をお願いしています。
急に決まったのではなくて、前々から、コスモが大学生になったら行なうつもりでした。コスモの「個室」を作るためです。
コスモはこの年齢になるまで、自分の部屋を持ったことがありません。勉強 も、ずっとリビングでしてきました。そのリビングがコスモの居場所であり、コスモの部屋のようなものだったのですけど、リビングはそのままキッチンに続いていて、閉鎖された空間ではありません。
高校生まではそれで良かったのだと思いますが、これからコスモも大学生として「勉強」ではなく「学問」に勤しむ日々となりますから、静かに落ち着ける「個室」があった方が良いのかなと。
実際、リビングで勉強していると両親（おじいちゃん、おばあちゃん）が話しかけてくることもあって、コスモは嫌がってはいなかったのですけど、ちょっと迷惑そうにしているときもありました。
何よりコスモは、これから「大人」になりますからね。
少しお恥ずかしい話になりますが、コスモが生まれてからずっと、私とコスモは同じ部屋で寝ていました。
もちろん、ごく小さい頃を除いて同じ布団ではありません。別々の布団で、ただ単に同じ空間にいるだけのことです。
その状態を続けていたのは、「コスモの部屋」が無かったこともありますし、少なくとも高校の１年生くらいまでは、コスモが夜うなされることが多かったからでした。
普段、明るい笑顔 で過ごしているコスモですが、学校生活、もとい集団生活で受けるストレスは計り知れないものがあります。そのストレスからか、妙にハッキリした寝言（良い内容ではないもの）を言ったり、唸ったりということが間々あったのでした。
その度に私は、背中をトントンと叩いたり、汗をふいてやったり。そうこうしているうちに、別々の部屋で寝るタイミングを逸したというのが正直なところです。
高校生活が落ち着いて、大学受験が始まるまでの過程のどこかで、そういうことも無くなりました。
もともとコスモは、１人で就寝すること自体は平気です。
ですからもう、頃合いだろうと。
個室の話が出て、コスモは最初は戸惑っていましたが（自閉症の人は環境の変化が苦手なので）、いろいろとリフォーム計画を検討しているうちに、楽しくなってきたようです。
今はもうすっかり前向きで、今日の片付けも積極的に手伝ってくれました。
さて、話が最初に戻りますが、リフォームする２部屋なんですけど、１つが改めて私の部屋に、もう１つがコスモの部屋になる予定です。
私の部屋はそのままでも使えないことはないのですが、古くて床板やら何やらが傷んでいるので、ついでにお願いすることに。
コスモの方は、結構大々的にやります。床板は無論のこと、押し入れ部分をクローゼットに変えていただきます。若者っぽい（笑）部屋になると思います。
要は床板云々のために一度物を全部撤去しなければならないので、片付けが必要なわけで・・・
大変ですが、どんな仕上がりになるのか、私もコスモも楽しみにしています
あと、隣り合う２部屋には、ちょっとした仕掛けがありまして。
それについては、追い追い書きます
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