最近の私の、お気に入りのコミックスです ↓
「聖☆おにいさん」。
「セイントおにいさん」と読みます。
表紙で何となくお分かりいただけるかと思いますが、主役の二人はブッダとイエス。
つまり、お釈迦さまとイエス・キリストです。
世紀末を無事に乗り越えられたので、有給休暇（？）を使って、下界へバカンスに来ていると言う設定。
もちろん、内容はギャグです。
でも決して、お釈迦さまやキリストをないがしろにしているのではなく、作者がちゃんと宗教的なことも踏まえて書いておられるのが、なかなかの好感触。
天界と下界の感性の違い（？）で、ドタバタ喜劇を繰り広げているお２人ですが、「人間が好き、生命あるものが好き」という「慈悲」の姿勢は一貫していて、読んだあと温かな気持ちになります。
現在、アニメ映画も上映されているみたいです（公式サイトはこちら）。
それにしてもこの漫画、まさに日本ならではと言うのが巷（ネット上）での評判です。確かにその通りですね。
お釈迦さまとキリストが同居なんて、宗教に寛大な（寛大過ぎる？）日本だからこそ描けたネタかと。
外国での出版は無理だろうと言われていたらしいのですが、フランスでは出版されたとか。
あまりフランスのことは知らないのですけど・・・もしかして、日本ほどではないにしても宗教的に寛大なんでしょうか？
一度、フランスの方のご感想を伺ってみたいです
ちなみに私自身は、宗教へのこだわりは特にありませんが、神社や仏閣、そして教会などの場は好きです。
清浄・静謐、かつ凛とした雰囲気がありますよね。
「聖☆おにいさん」のおかげで、これからはその上に少しだけ親しみのようなものも感じてしまいそうです（失礼な表現でしたらすみません）。
お釈迦さまやイエス・キリストがギャグだなんてとんでもない！と言う方にはお勧めできませんが、許容範囲の方は、機会がありましたら是非どうぞ。宗教の知識があっても無くても、楽しめます（ただしあればより楽しめます）。
現在、８巻まで出ています。我が家には今のところ写真の２巻までしかありませんが、続きを買うのが楽しみで仕方ありません
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