３日間に渡り長々と書いてしまいました（当日を含めると４日 ）校外学習の記録も、今日で最後です。
昨日予告しました通り、コスモの障害という視点で述べてみたいと思います。
・・・つまり、送迎のことについてです。
一昨日にもチラッと書きましたが、今回の校外学習については、コスモ１人で行かせようかと言う気も少しありました。
京都は春休みに行ったからです。道中、完全に１人とまではしなくても、梅田あたりまで送って、そこから１人で送り出そうかとも考えていました。
ところが、集合・解散がＪＲ京都駅ではなく、京都に着いてから更に乗り換えが複数回必要な場所で、しかも集合場所と解散場所が別々の場所・・・つまり、往路で集合場所まで辿り着いても、復路はまた違うルートになってしまうので、これはやはり送迎するしかないだろう・・・と。
校外学習の計画は、あくまで健常の生徒さんたちに合わせたものなので、それについては仕方ないと思っています。
コスモに必要なフォローは、先生方にお願いできる部分はお願いし、私が出た方がスムーズに行く場合は私が動く・・・それが無難なところかと。
そんな理由で行なった送迎ですが、やはり行って良かったです。
と言うのは、まず遭遇したのが朝のラッシュ。
去年の校外学習は行き先が奈良で、京都より近かったので、ラッシュには遭わずに済みました。ところが、今回はモロにその時間帯にぶつかりまして。
もともと、人混みが苦手なコスモが、ラッシュでうろたえないはずがありません。
「何、これ？！ 何、これ？？！ 」
とパニック状態になり、大勢の人の前であるにも関わらず、コアラの子供みたいに私にしがみついてしまいました（注：高校２年生です）。
とにかく、
「落ち着きなさい」
と促しつつ、乗らないわけにはいかないので満員の車両の中へ。
ギュウギュウ押されつつも、取りあえず自分のポジションを確保したところで少し落ち着いたらしく、コアラ状態は解除。その代わり、私の空いている方の手を握手みたいにギュッと握っていました。
高校生が、お手手つなぎです^^;
でもまあ、混んでいるおかげで却って手をつないでいるのは周りに見えないからいいかと。
最初は真っ青な顔をしていましたが、少しずつ顔色も戻り、ラッシュ故に私の顔が間近にあることに気付いて、
「近いな」
と。
思わず噴きそうになりましたが、そこは堪えました（笑）
京都に近付くにつれ、少しずつラッシュは緩くなり、到着するころには普通の混み具合に。
いわゆる「座席は空いていないけど、吊り革は普通に掴める」程度の混雑なら、コスモは平気なのです（当初から）。
本格的なラッシュは今回が生まれて初めてでした。普段通学で乗っているバス も、ラッシュと言うほど混んでいませんし。本人は大変な思いをしたでしょうけど、ある意味いい経験になりました。
そして、私が付いていて良かったなと。
帰りもまた、コスモは「いかに大変な１日だったか」を話すのに夢中でした（昨日の記事をご参照ください）。
本人なりにストレスが溜まったと言うことですから、私が一緒に居て、さっさと吐き出すことが出来たのは良かったのかも知れません。自宅 に辿り着いたときには、もうスッキリしたようでしたし。
これから行動範囲が広くなるにつれ、常に私が傍に居られるわけではないのですが・・・
ただ、親として、可能な限りのフォローは惜しまずにいよう。
そんなことを、改めて思った、京都の校外学習でした。
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