2015年04月24日(金)
定期検診
今日は去年の10月に手術した、エナメル上皮腫の定期検診に行って参りました。
エナメル上皮腫は、良性だけど再発しやすい(同じところに再びできやすい)腫瘍なので、定期的にレントゲンなどで確認する必要があるんですね。
私の場合は、今のところ3ヶ月ごとです。

で、本日の結果は、「今のところ再発の兆候なし」。
ホッとしました
まあ、仮に再発したとしても前回ほど大きな手術にはならないはずなのですが、それでもまた入院&手術は・・・ねえ。できることなら、ご勘弁願いたいです

今日の診察で、初めてお医者さまに言われたのですけど、本来ならエナメル上皮腫の場合、手術からしばらく経ったころに再度患部を掻爬して組織検査をし、何もなければ完治、という経過を辿るそうなのですが。
私の場合、割と深く摘出したのでこれ以上掘ると(骨格的に)ギリギリになってしまう、と言うのと、再掻爬すると傷の治りが遅くなると言う2点から、まめにレントゲンを撮って経過観察という方針だそうです。
ある意味、検診のたびにドキドキ・・・となりますが、仕方ないですね。骨格ギリギリも嫌ですし
次は7月になりますが、そのときも再発していませんようにと祈るばかりです。

そう言えば、体重は何だかんだ言って手術前より10kg近く減ったままです。
20歳のときの体重より軽くなりました。
離婚した頃の体重には、まだ至ってません(あと1kgくらい)。
自分としては、若干耐久力が無くなったなあという気はしますけど、それ以外は特に違和感ナシ。
久しぶりに会った人には「痩せたね」とか言われますし、悪い気はしません
あくまで健康でいることを前提とした上で、このままキープできるか、もうちょっと減ればいいな〜と思っています。

いろいろありますが、やっぱり健康が一番ですね。
2015-04-24 14:43 | 記事へ | コメント(0) |
| エナメル上皮腫 |
2015年03月18日(水)
貧血?
かなり前の話になりますが。
去年の秋にエナメル上皮腫の手術を受けた私ですが、その手術前健診みたいなのがありまして。
要は、手術を受けるのに支障がないかどうかの健康診断ですね。あいにく私は全くの「健康」と言うわけではなくて、内臓的な持病はいくつかあるのですが、それについては掛かり付けのお医者さまからいただいている薬を服用していればOKと言うことで
で、そのときに血液検査をしたのですが、
「貧血って言われたことない?」
と、手術を受けた病院の内科のお医者さまに聞かれました。
そう言えばずーっと昔、子供のころ(やたら病院のお世話になっていた時代)には言われましたが、大人になってからは特にそういう話はなくて。
「無いです」とお答えしたら、
「ヘモグロビンの数値が割と低いから、そのうち掛かり付けに診てもらってね」
と言われました。
その後手術を受けて、直後にはコスモの受験が本格化して、何だかんだで掛かり付けに行くこともなく、先日やっと薬をいただくための定期健診に行ったのですが・・・
ああそう言えば、「貧血かも」と言われたっけ、と思い出し、掛かり付けのお医者さまに話したら、
「ああ、もともと貧血気味やねえ」
というお返事が。

え・・・?
私って、貧血だったの・・・?


やはり、ヘモグロビンの数値が低いそうです。
治療するほどではないので、今まで話に上がらなかっただけだとか。
ただ、掛かり付けの医院にあったデータより、手術を受けた病院で見た数値の方が低めだったので、その旨お話ししたら、
「じゃあ一度、検査をしてみようか」
ということに。
ちょっと事情があって今回は出直すことになりましたが、

やっぱり私って貧血なのか?^_^;

と、非常にビミョーな気分です。

いやね、他にもいろいろあるのに・・・この上・・・ねえ。

で、帰宅して母(元看護師)に、「貧血かも知れない」と話したら、
「アッカンベーしてみ」
と言われまして。
すっかり忘れていたのですが、結膜の色を見ればある程度分かるんですよね。

真っ白(;・∀・)

「たぶん貧血やね」
と、看護師の診断??があっさりと下りました。

まあ・・・今のところ、特に支障はないので・・・いや、もともと、低燃費な生活してますし・・・
でも言われてみれば最近、前より疲れやすくなってるし、たまにふらつくし・・・(更年期だと思ってました)
近々、もう一度掛かり付けに行って来ますね
2015-03-18 17:13 | 記事へ | コメント(0) |
| 生活 / エナメル上皮腫 |
2015年03月05日(木)
足も痩せる?!
先日、無事にコスモの高校卒業式が終わったわけですが。
本人はその後、特に変わりなく元気ですけど、私は翌日、

強烈な筋肉痛に襲われました(ーー;)

痛くなったのは、脚です。太ももとか、ふくらはぎとか、その辺り。足首も痛かったです。
どうしてそうなったのかはハッキリしていて、式当日にヒールを履いたせいでした。
ヒールと言っても、私が持っているものは高くもないし、ましてピンヒールでもないのですが。
それでも歩きにくくて、千鳥足状態。
幸い、式のあった体育館では学校側がスリッパを貸してくださったので、助かりましたけど。
どういう風に歩きにくいかと言うと、ヒールがスッポスッポ脱げる感じ。おかげで、無駄に力を入れないと歩けないのです。
「明日筋肉痛に、100万ペリカ!」
とコスモに宣言した私でした。
(ペリカと言うのは、ネット上でときどき見られる謎の通貨。1ペリカ=0.1円らしいです)

で、見事?賭けに勝って??筋肉痛になりまして。
痛いのは辛抱するとして、ひとつ思ったことが。

これじゃあ大学の入学式は絶対無理だわ(-"-)

コスモの高校には、バスで行けますけど。
大学は、A大学とB大学のどちらに行くにしても(ただいまA大学の結果待ちなので)、電車必須。
駅の階段を上るとか、乗り換えのためにあっちこっち移動するとか、まして満員電車の中で踏ん張るとか。

軽く死亡確定

仕方ないので、新しく靴を買うことにしました。
で、いちおうちゃんとした靴売り場に行って、店員さんに見ていただいたところ・・・

足のサイズが、0.5センチ小さくなっていることが判明

そう言えば、コスモの中学校卒業・高校入学のときも今回と同じヒールを履いていたのに、そのときは何とも無かったんですよね。
なのに、今回はダメだったと言うことは・・・

足が痩せた?!Σ(°Д°;

去年の10月、エナメル上皮腫の手術をしたのがきっかけで、激烈ダイエットが出来てしまいました、私。
ピーク(笑)だった頃に比べて、実は現時点で10kg近く減りました。
今までここまで激減した経験が無いので自信はないのですが、もしかしてこのくらい体重が減った場合は、足の周りのお肉まで減るのでしょうか?
違うかも知れないけど・・・他に心当たりは無いし・・・
(店員さん曰く、縦のセンチ単位だけではなく横幅も小さくなっているので、つま先に詰め物をしたくらいでは無理、と言われました)
とにかく、ワンサイズ小さいヒール(もちろん低めで履きやすそうなもの)を出していただいて、試し履きしてみたら。

歩きやすいの何の。

お値段的にもちょうど手ごろだったので、速攻で買って帰り、これで大学入学式用の「足」は確保できました

いやー、驚いた。
こんなこともあるんですね。
普段はスニーカーしか履かないので、全然気付きませんでした。
ジーンズも2サイズダウンしたし、痩せるのは嬉しいんですけど、意外と高くつくものなんですね
2015-03-05 10:29 | 記事へ | コメント(0) |
| 生活 / エナメル上皮腫 |
2015年01月31日(土)
2サイズダウン!!
明日からコスモは、怒涛の連チャン入試が始まります。第2志望のB大学を、3回受験することになります。
これが多いのか少ないのかは微妙なところですが、第3志望のC大学は1回しか受けていませんし、その大学にどのくらい入りたいかにもよるでしょうね。
本命の国公立A大学は、前期・後期の2回しか日程が無いので、これは仕方ないとして。
B大学は、私立ではありますけど、コスモにとってはA大学に勝るとも劣らないくらい「入りたい」大学なので、チャンスは多い方が良いだろうと。
これでも、減らした方なんですけどね。フルで受ける受験生は、たぶん来週は出ずっぱりになると思います。

さて、先日C大学に行ったときの話です。
帰り道が混んでいて大変だったのは、受験の翌日に書きました通り(こちらです)。
それで長時間歩いているうちに、何やら腰から下に不穏な動きが・・・いえ、決して、もよおしたのではなくて。

履いているジーンズが、次第にローライズに。

別にオシャレでそういうことをしているわけではなく、むしろ私は安心の?ハイライズが好みなのですが、歩けば歩くほど重力に引っ張られるジーンズ。
辛うじて骨盤で止まっている感じで、危うさを感じつつも、いきなり上着をまくって引き上げるわけにもいかず。
その後、人目につかないところでコッソリ直したりして、何とか帰宅まで事なきを得ましたが・・・

原因はたぶん、と言うか間違いなく、体重が減ったため。
去年の10月のエナメル上皮腫の手術以来、トータルで8kgくらい減っています。
我ながらお腹が凹んだなーとは思っていたのですが、服装はもともとラフなものが多いので、従来のをそのまま着ていました。
ジーンズもそうなんですが、職場は立ち仕事ではありませんし、普段の生活で長距離を歩くこともないので、気付かなかったんですね。

既にユルユルだと言うことに

取りあえずベルトを使うことにしましたが、母が、
「この先、受験で何度も付いて行くんやから、今の身体に合うサイズのを買っておきなさい」
と言ってくれたので、ユ○クロで試着してみたところ・・・

2サイズダウン!!(インチ単位)

いやー。
嬉しかったですよ。
痩せた原因は、全然嬉しくないですが。
それでも・・・ね

まあ、とにかく。
受験生の皆さんの前で、オバちゃんのジーンズがズルズル■ちるところなんて見せられませんから(ゲン悪過ぎ)。
明日は早速、このおニューのジーンズを履いて行こうと思っています。
さあ、頑張ろー
2015-01-31 16:07 | 記事へ | コメント(0) |
| 生活 / エナメル上皮腫 / 大学進学 |
2015年01月23日(金)
エナメル上皮腫、経過
今日の午前中に、エナメル上皮腫の術後検診に行って参りました。
すでに手術から3ヶ月と言うことで(早いですね)、レントゲンを撮ることに。結果は、
「今のところ、再発の兆候なし」。
取りあえず、ひと安心です
今までずっと2週間〜1ヶ月くらいの間隔で受診していたのですが、次は3ヶ月後の4月で良いと言われました。再発が無いかどうか慎重に経過観察して、もし再発した場合はすぐに手術しましょう、とも。
たぶん、「すぐ」の方が腫瘍も小さいし、大ごとにならずに済むのでしょうね。4月以降なら、コスモも(おそらく)大学生になっていますし、入院期間が短く済むのなら、なおさら御の字です

義歯はまだ「仮」なんですけど、しばらくこのままでいくことになりました。
と言うのも、
「まだまだ、口の中が変化するでしょうから」
だとか。
うーん、若いから(?)新陳代謝も激しい、と言うことなのかなあ。
今の仮義歯が合ってないわけではないので(超フィット!と言うほどでもないのですが)、妥協して使うことにします。

で、この仮義歯のメンテと、歯の健診そのものは、従来通っていた近所の歯科で構わないそうで、そちらに里帰りすることになりました
手術をしていただいた病院が嫌いなわけではないのですが、「近所」よりは遠いので、何だかんだ言って半日仕事になりますし。
その点、「近所」は片道5分だし(笑)
「(近所の歯科の先生への)申し送りの手紙を書いておきますね〜」
と言われた瞬間は、そりゃあ嬉しかったです
それこそ故郷に帰れる、みたいな。

去年の8月に大きな病院に通い始めたときは、もう二度と近場の歯医者さんには戻れないような気がしていたんですけどね・・・
あー、やっと帰れるんだと感無量です。
もちろん、大きな病院とのお付き合いも続きますが、グッと気が楽になりました。
コスモの受験がクライマックスを迎える前に、こちらが片付いて良かった、良かった

帰宅して、早速お馴染の歯医者さんに電話。
「(大きな病院の先生に)そちらに戻っていいと言われましたので〜
と、ウキウキ状態で次回の予約を入れました。
別に歯医者さんが好きなわけではありませんが・・・それでも、「ただいま」と申し上げたい気分ですね
2015-01-23 12:36 | 記事へ | コメント(0) |
| エナメル上皮腫 |
2014年12月31日(水)
良いお年を。
今年も残すところ、あと数時間となりました。
大掃除も昨日のうちに終わり、比較的のんびりした大晦日を過ごしています。
午前中はコスモと買い物に行って、年越し蕎麦とか、年賀状用のファイルとかを買って来ました。
あと、玄関に飾る、小さな葉ボタンを。
大仰にするつもりはありませんが、ささやかな「お正月」を楽しみたいと思います。

コスモは今日も勉強しています。明日の元日も、普段よりは少しだけ減らしはするものの、休まない予定だそうです。
小学校の頃からずーっと、「大晦日と元日は勉強しない」がコスモの習慣だったのですが、それが撤廃されることになりました。
当然と言えば当然ですね。センター試験まで、あと半月程度。
長いと思っていた大学受験も、(浪人さえしなければ)いよいよ終盤です。このまま気合いを加速させて頑張って欲しいと思います

私はと言うと、夏からこっちは「エナメル上皮腫」が大きなウエイトを占めた1年でした。
全身麻酔で手術を受けて、入院して・・・以前、「1週間くらいの入院」と書いたことがありますが、先日ゆうちょ銀行の保険が下りた際によくよく確認したら、期間が「9日間」とありました。
あー、そうか、入院したのが月曜日で、退院したのが翌週の火曜日だから・・・よくよく考えると、9日間。ほぼ10日じゃないですか
我ながら、長いこと入院したんだなあと
そう考えると、なかなか体力が戻らなかったのも仕方ないと思えるようになりました。
もう大丈夫なんですけどね。インフルエンザとかが本格的に流行る前に、元気になれて良かったです

エナメル上皮腫で良かったことと言えば1つだけ、体重が減ったことでしょうか。
そのうちリバウンドするかも知れませんが、現在、手術前よりも約7kg減っています。
あと2kg減れば、20歳ごろの体重(笑)
更に2kg減れば、離婚したころの体重(苦笑)
そう、離婚してから10数年、10kgくらい横に成長しました。幸せ太りですね
でも私の場合、少し痩せた方が健康的には良いので、このままキープするか、20歳の体重に戻るかすればいいな〜と願っています

今日は、この記事にコメントをいただいてもお返事が年明けになってしまうと思われますので、コメント欄は閉じておきます。
何卒ご了承ください。
皆様、どうぞ良いお年を。
来年も「心の星日記」をよろしくお願い申し上げます。
2014-12-31 14:18 | 記事へ |
| 生活 / 大学進学 / エナメル上皮腫 |
2014年12月23日(火)
楽食ハサミ
先日、アマゾンでこんな物を購入しました。



「楽食ハサミ」と言います。
とても珍しい、お食事用のハサミです。
いわゆる料理用ではなく、文字通り「食事用」です。

袋から出すと、こんな感じ。



手元にあった割り箸と、大きさを比べてみました。



食卓に置いて邪魔ではないサイズなのが、お分かりいただけるかと。

購入を思い立ったのは、お察しの通り、「エナメル上皮腫」のためです。
10月に手術をして、今ではすっかり体力も戻り、ほとんどのものが食べられるようになりましたが、どうしても困るのが前歯で噛み切らないと食べられない食品。
例えば麺類とか、ピザとか。
私の場合、下の前歯や犬歯など5本が欠損しています。
義歯は仮のを作っていただいていますが、あくまで「仮」ですし、それに義歯の強さはどうしても本物の歯には劣ります。
ですから、食卓で自分の下前歯の代わりになるもの、ナイフとか包丁とかではなくて、もっと気軽に使えるものがないかなーと探しておりました。

最初はスーパーの食器売り場などを見ていましたが、大きな調理用ハサミしか置いていないので、ネットで検索。
見つかったときは感激しました。やはり、こういうニーズはあるものなのですね。

さて、実際の使い勝手ですが、なかなか良いです
想像よりも切れ味が鋭く、小さいお子さんのいらっしゃるご家庭は注意された方が良いかも。
それくらいチョキチョキと、様々なものが切れます。
麺類は、効き手でお箸を持って持ち上げながら、もう一方の手で適当な長さに切る、といった感じですね。
もちろん焼き肉、野菜、そして私が期待していたピザもいけます。まだ試していませんが、明太子もいけるそうです。
逆に生魚や生肉は切りにくいそうで・・・まあ、そういうものに使う気はあまりないのですが。

ハサミは大きく広げると真ん中で分離するようになっていて、洗うときはバラバラにできます。
食品を切るのですから、この方が衛生的ですね。
ただし、私は最初、知らずに流しの上で分離させてしまってビックリしたので、これもご注意いただいた方が。
一度分かれば大丈夫ですが。

とにかく、今では私の立派な?「下前歯がわり」です。
これからも、大事に使いたいと思います
2014-12-23 16:04 | 記事へ | コメント(0) |
| エナメル上皮腫 / 生活 |
2014年12月16日(火)
入院よもやま話・9〜レベルアップしていくオバサマたち〜
久々に、入院中の話を少し。
たぶん今回で終わりになると思いますが。

以前にも書きましたけど、私が入院していたのは2人部屋でした。
室料の追加が必要だったのですが、「手術後は3日くらい点滴が繋ぎっぱなしになる」と、あらかじめお聞きしていたので、できれば室内にお手洗いがある方が有難いな、と思いまして。
その条件で病院の事務にお伺いしてみたら、
「2人部屋からあります」
とのことだったので。
幸い、個室に比べればずっと追加料金は安かったですし、室内はオールバリアフリーだったので点滴をズルズル引き摺っていても楽に用足しに行けましたし、おまけにシャワーも付いていて、すごく快適でした
8日間入院して、相部屋の患者さんは3人の方が入れ替わり立ち替わりでしたけど、その方々も全て「腰が痛い」などの理由で室内にお手洗いが欲しくて2人部屋を選んだとのことでした。
私も、次にまたあの病院に入院することがあったら、再度2人部屋にします(笑)

さて、私と相部屋になってくださった3人の患者さん。仮にAさん、Bさん、Cさんとします。
Aさんは母とほぼ同年代の方で、腰痛のための入院でした。
手術をするか否かの検査も兼ねておられたようです。
とてもいい方で、実はうちの親類と知り合いだと言うことも判明し、和気藹々と過ごさせていただきました。
私は入院2日目が手術でしたが、手術後にウンウン唸っている私に、
「しんどかったら、すぐに看護師さん呼んであげるから」
と声をかけて励ましてくださったのもAさんです。
どれだけ有難く、心強かったことか。
手術の翌日に退院して行かれたので、ろくにご挨拶もできなかったのが、今でも心残りです。

次にいらしたのが、Bさん。
Aさんより少しお若い方で、本来なら日帰りでも可能な、簡単な手術で1泊入院でした。
ご本人曰く、一人暮らしなので念のため一晩泊まる、とのこと。
この方も気さくな方でしたが、まだ手術からあまり経っていない私に、
「どんな病気か。どんな手術をしたのか」
と聞いてこられるので、少々困りました
で、エナメル上皮腫のことをひと通りご説明したところ、
「まだ、手術したところが(口の中なので)見えるところやから、気楽なもんやね。私は身体の中で見えへんから、いろいろと不安やわ〜」
と。
上にも書きましたが、この方が受けたのは日帰りでもOKの手術です。
1週間以上入院する私の方が、「気楽」と言われましても・・・
あと、エナメル上皮腫そのものについて、
「最近、そういう人、多いねえ」
とも。
うちの母は元看護師ですが、「あまり聞いたことがない病気」と言ってました。近所の掛かり付けの内科の先生も。
Bさんは、一体どこで、「多い」と思えるほどエナメル上皮腫の患者と出会ったのでしょうか・・・

Bさんが1泊で去って、最後にご一緒したのがCさん。この方が最年長でした。
こちらは2泊3日で、やはり簡単な手術のご予定。
Bさんに比べれば根掘り葉掘り聞くタイプではなかったのですが、参ったのが、

強烈な湿布のニオイ( ̄x ̄;)

お歳ですからねえ。仕方ないんですけど。
幸い、入院された日が私の退院前日だったので、とにかく一晩のガマン、ガマンと耐え抜きました。
そして、この方にも言われました。
「エナメル上皮腫? よく聞く話やねえ」
だから一体どこで(以下略)

一番気楽に過ごせたのがAさん、やりにくかったのがBさん、生理的に(ニオイが)無理だったのがCさん。
なんか、だんだんとオバサマ方がレベルアップしたような
まあ、かく言う私自身も、Aさん・Bさん・Cさんに何かしらのご迷惑を掛けていた可能性はあるのですが・・・
やっぱり、我が家が一番!ですね
2014-12-16 17:38 | 記事へ | コメント(6) |
| エナメル上皮腫 |
2014年12月12日(金)
エナメル上皮腫、その後
しばらく書いていませんでしたが、エナメル上皮腫の経過、その後順調です
今は「仮の義歯」を嵌めています。正式の?は、手術痕の傷が完全に塞がらないと作れないそうで・・・
お医者さま曰く、「もう9割方塞がっている」そうなんですが、残り1割が完全に治癒するまではガマン、ガマンですね
そんなわけで、今日は「仮の義歯」の調整に行って参りました。
少しずつ傷が塞がっている=歯肉が新しくできて傷をカバーしつつある状態なので、要するに口の中の形が日々変化しているわけです。
ですから、「仮」と言えど時々調整していただかないと、フィットしなくなってしまいます。
特に最初のころは歯肉生成のスピードが早かったみたいで、調整して1週間も経たないうちに義歯が跳ね返ってくるようになったり。
つまり、元気なお肉がボヨヨンと押し返す、みたいな。
人間の身体って、すごいなあ〜と、我がことながら感心いたしました

現在は「9割方完了」なので、以前ほど急な変化はありません。
そして今日、義歯の金具をリニューアルして、手術痕に直接当たる部分も時間をかけて調節していただいたので(1時間くらい)、思わず、
「おお〜っ」
と感激したくなるくらいフィットしました
いやいや、気持ちいいです。
歯が有ったころのことを思い出します(笑)
もう食べるのも喋るのも、ほとんど不自由はないのですが、やはり歯がない状態だと人前に出るときは気を使いますし、欠けているのが前歯部分なので、麺類とかは少々食べにくいです。
このまま、正式の義歯が作れるようになるまで、仮義歯と仲良くできればいいなと思います

ちなみにお医者さまには時々、
「手術痕に義歯が当たると、痛いでしょ?」
と言われるのですが、実は全然痛くありません。
先生がそう仰るくらいですから、実際は「痛い」と訴える人の方が多いのでしょうね。
私が鈍いのか、それともたまたま切っていただいた辺りがあまり痛みを感じない部分なのか・・・
まあ、痛いよりは痛くない方が、楽なのは確かなので。いいかなと。

次の予約は、2週間後。
「エナメル上皮腫」という診断をいただいたのが、まだ暑い9月のことでした。
もう12月。すっかり寒くなって。
月日が経つのは早いものですね。
2014-12-12 16:38 | 記事へ | コメント(4) |
| エナメル上皮腫 |
2014年11月17日(月)
外食できたっ!
昨日の話になりますが・・・
外食しました。母と、私と、コスモの3人で。
何故父がハブかと言うと、友人たちと泊まりがけで遊びに行ったからです(笑)。
母は昔から妙な信条(?)があり、父が旅行やら出張やらで泊まりを伴う留守の場合、
「どうせ、お父さんはお父さんであっちで美味しいもの食べてるんやから」
と、その日の夕食が豪華になったり、外食に誘ってくれたりする傾向があります。
今回もそうで、なおかつ私の「退院祝い」と言うことで、
「ウナギを食べに行こう」
と言い出しました。

実は、退院してこの方、外食するのは初めてでした。
と言うのも、いちおう今のところ食事の都度に「消毒」が必要だからで。
具体的にはウガイ薬を水で薄めて、口の中(特に手術痕)に残留物が残らないように、グチュグチュうがいをする・・・と言う感じなんですが。
外に行くのに、いちいちウガイ薬とコップを持って行くのも面倒だし、そもそもお手洗い等を利用するにしても人前でそういうことをするのは抵抗があるし、かと言って手術痕は清潔にしないといけないし・・・と言った感じで、外食どころか、スーパーの試食ですら避けていました。
ただ、最近は家で食後にウガイをしても残留物が僅かになり(お米2〜3粒だけとか)、パンやヨーグルトなど、ある程度「塊」状態で飲みこめるものは、ほぼゼロと言っても良い状態でした。
だから、そろそろいいのかなあ・・・と思っていた矢先の、「ウナギ」のお誘い。
コスモも行きたいと言うし、思い切ってチャレンジしてみようかと。

さて、鰻丼を注文しましたが、とっても美味しかったです
小鉢の漬物だけは(硬いので)遠慮しましたが、丼自体とお吸い物は完食。
手術後、胃が小さくなったらしく、食べきれるかどうかがまず心配でしたが、大丈夫でした
そして、肝心の口の中ですが・・・
お白湯がセルフサービスで飲めるようになっていたので、一杯頂戴して。
コスモに「壁になって」と頼んで、他のお客さんから見えないように、背後に隠してもらいました。
そしてお白湯で、音を立てないように気をつけながら、軽くウガイを(薬は入れていません)。もちろん出すわけにはいかないので、そのまま飲み込みました。
これを2〜3回繰り返し、「たぶん大丈夫だろう」と思えたのでお店を後にし、そこからしばらくショッピングを楽しみました。
長時間外出するのは久々だったので、少々疲れましたが・・・

帰宅して、改めて薬を入れてウガイを。
残留物は、ほぼ無し(お米半粒くらい)。
そもそも残っていた箇所が手術痕だったかどうかすら怪しいです。
「うん、いけるな」
と思いました。

外食しても、大丈夫。

それがとても大きな自信に繋がったのが、自分でもよく分かりました。
普段、外食なんて滅多にしないんですけどね。それでも、です。
誘ってくれた母に感謝ですね

ただし、歩き回ったのには疲れてしまい・・・
用事をひと通り終えたあとは、ソファーの上で爆睡
コスモに、
「実によう寝てたなあ」
と妙な感心をされてしまいました。
まあ、ぼちぼちと・・・です

当たり前のことが当たり前にできることって、本当に有難いことなんですね。
曲がりなりにも手術を経験した今、心からそう思います
2014-11-17 15:11 | 記事へ | コメント(0) |
| 生活 / エナメル上皮腫 |
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ニックネーム:コスモママ
性別:たぶん女性
年齢:そろそろ半世紀
都道府県:大阪府
アスペルガー症候群の大学生・コスモと、その母のお気楽ゲーマーライフ。発達障害がメインテーマですが、半分くらいはゲームの話題です。

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