2014年12月06日(土)
パソコン修理
実は今、愛用のPCを修理に出しています。
東芝さんのdynabookで、もう結構な年代物なのですが、色が気に入っているのと(ピンクです)、私がパソコンでやることは基本的に文字入力なので、特にスペックの高さは必要ないのとで、長〜く使わせていただいています。
それが調子が悪くなったのが、先月の半ばごろだったでしょうか。
充電ができなくなってしまって。
バッテリーの劣化かな、とも思ったのですが、リフレッシュをしても改善されず、家にあったもう1台のPCとバッテリーの種類(型番など)が同じだったので、そっちに交換してみても状況は変わらず。
結局、東芝さんに相談してみたところ、
「たぶん基盤の故障でしょう」
と。
修理費用をお尋ねしてみたら、それなりのお値段だったので、いっそ新しいのに買い替えようか?と暫し迷いました。
でも、やはり買い替えよりは修理する方がお安いのは確か。それに、長年の相棒ですからね。ちゃんと修理して、使えるところまで使ってあげようと。
相棒が留守の間は、コスモのPCを借りることにしました。コスモのは、厳密に言うと父(おじいちゃん)のお下がりなのですが、同じdynabookだし、実はこちらの方が私のよりも新しかったりします(笑)。
修理に出す前日、マイドキュメントのバックアップを取った上で、必要なものだけコスモのPCにコピーしました。インターネットのお気に入りも、私用のフォルダを作らせてもらって登録。
仕事に必要なエクセルやワードも入っているし、いやいや、存外快適です

ただ、やっぱり相棒に帰ってきてほしいですね。
コスモは普段あまりパソコンを使いませんけど、「借りてる」ことに変わりはないので。

で、同じPCを4年前にも修理に(別件で)出したことがあるのですが、対応も随分と進化したなーと感心しています。
修理を依頼すれば引き取りに来てくださるのは以前からなのですが、見積もりとか、お知らせとかが全部メールで来るんですね。4年前は、確かファックスでした。悪くはないのですが、どうしても字が読みにくかったりして困ったのを覚えています。
その点メールなら、貼り付けてあるURLにアクセスして、見積もりを確認の上、Goサインを出すだけ。
そして、嬉しくなってしまうのが、かなりこまめに現状報告が入ること。
「修理箇所確認中です」とか、「部品を取り寄せ中です」とか。
そして昨日の夜、ついに「修理中です」とのメールが。
引き取りに来ていただいたのが先週の土曜日です。ちょうど1週間。早ければ、週明けには帰ってくるかな
何て言うか、その都度報告していただけるって、例えて言うならペットホテルに大事なペットを預けて、その様子を逐一連絡してもらえる、みたいな。
大事な相棒ですからね。余計に嬉しいです

あ、そうそう、やっぱり故障していたのは基盤だったみたいで。
ハードディスクとかじゃなくて、良かった、良かった
2014-12-06 13:05 | 記事へ | コメント(0) |
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2014年12月01日(月)
素敵な本屋さん
昨日書いた、薬局で腹が立った話と、本当はセットで書くつもりだった話題です。
たまたま薬局の件とほぼ同じ頃に起きた、こちらは素敵な本屋さんの話です

本屋さんに行って、母がカレンダーを購入しました。母は毎年、綺麗な風景写真のカレンダーを買うのが好きです。
ところがこの日は、他にもコスモに頼まれた雑誌とか、私が発売を心待ちにしていた書籍とか、カレンダー以外に2〜3点買うものがあったので、いざレジでお勘定をしたとき、袋の中にカレンダーが入っていないことに私も母も気付かなかったのです。
そのままお店を出て、帰宅して袋を開けたときも、カレンダーのことはすっかり忘れていました。で、帰宅してから1時間後くらいだったでしょうか。本屋さんから電話が。声からして、よくお会いする店長さんだなと分かりました。
「先ほどお買い物いただいたときに、カレンダーをお渡しするのを忘れてしまいました。大変申し訳ございません」
という内容でした。
本当に、お恥ずかしい話ですが私たちも言われるまですっかり忘れていました。ですから、腹が立つはずもなく。しょっちゅう行くお店なので、
「それでは、すみませんが、次回行くときまで置いておいていただけますか」
と私がお願いしたら、
「いえ、とんでもない。今からご自宅にお持ちします」
と、店長さん。
でも実際、少なくとも週に1回は行くお店ですので、こちらが取りに行きます、と申し上げて。
「お客様のご厚意に甘える形になりまして、申し訳ございません」
と仰る店長さんに、
「入っていないことに気付かなかった私にも、落ち度がありますから」
とお伝えしました(正直な気持ちです)。

で、後日取りに伺ったところ、そのときレジにいらしたのは、これまた顔なじみの店員さんでした。
私が、
「先日、カレンダーを・・・」
と言いかけたところで、「あーっ!」と慌てる店員さん。
「本当に申し訳ございませ〜ん
と焦りまくりだったので、
「いえ、気付かなかったこっちも悪いんですよ」
と、むしろこちらが恐縮するほど。
そもそも顔見知りなので、もうちょっと気軽に接してくださっても全然構わなかったのですけど。
お馴染みさんといえども、妥協しない。店長さんの教育がしっかりしておられるんだろうなと敬服してしまった私でした。

そして、昨日の日曜日。
コスモといっしょにくだんの書店に行ったら、今度はレジにいらしたのが店長さんご本人。
こちらが何も申し上げていないのに、
「先日はカレンダーのことで、ご迷惑をおかけしました」
と。
「いえ、こちらこそ、お電話いただいてありがとうございます」
とお礼を申し上げると、
「以後、このようなことがないようにいたしますので」
と、あくまで低姿勢の店長さん。この日買った本のおまけ?として、洒落た栞を付けてくださいました。
・・・あ、念のため申し上げておきたいのですが、私が今までこの本屋さんで盛大にクレームを言ったことがあって、あちらが怖がっているとか、そういったことは一切無いですよ?
ずっと、気持ちよく利用させていただいているお店です。
これからも長く、そうあり続けると思います。

本当に、ちょうど薬局の件と同時期だったので、同じ「お店」でもこれだけ違うんだ、と感心すること頻りでした。
おかげで、余計に薬局側の株が下がった?感もありますけど。

薬局の名前を出すつもりはありませんが、本屋さんの方はいいですよね。
大手チェーン紀伊国屋書店さんの、某支店さんです
2014-12-01 13:52 | 記事へ | コメント(4) |
| 生活 |
2014年11月30日(日)
腹が立った話
今日は愚痴半分の話です。ご不快になる方もいらっしゃるかも知れませんが、なにとぞご了承ください

少し前の話なんですが、薬局に行きました。病院の処方箋を持って、薬を出していただきにに行ったのですが。受け付けてくださったのは、私より年上かな?と思えるくらいの中年女性。その薬局は以前にも何度か利用したことがあり、大体いつも5〜10分待ちくらいでした。
今回もそうだろうと思って、気楽〜に待っていたのですけれど、20分くらい待っても音沙汰はなし。
他にもお客さんがいらしたので、まあ混んでるんだろうとか、私に処方する薬がなかなか見つからないのかも、とか気長に構えていました。
30分を過ぎたあたりから、これはおかしいと思い始め・・・と言うのも、どう見ても私の後から来たでしょ!というお客さんが、先に受け取り始めたので。それでも何か事情があるのかも知れないと自分に言い聞かせ、文句は言わずに待ち続け(要するにチキンなんです)。
40分くらい待って、とうとう堪忍袋の尾が切れかけたころ、薬剤師さんの1人が、
「あのう、ずっと待ってらっしゃいますよね? お名前は?」
と聞いてくださいました。
名前を申し上げると、薬剤師さんは慌ててその辺りの「捜索」を開始。
どうやら、私の処方箋が見当たらないようなのです。
嫌な予感がすると思ったら、何と他の書類に重なって隠れていたことが判明。
しかも見つかった場所が、受付近辺のパソコンの横・・・要するに、最初に受け付けた女性が、勝手に打っ棄っていたということで確定です。
「もう、40分くらい待っているんですよ」
と、思わず愚痴が漏れた私に、
「本当に申し訳ありませんでした」
と、平身低頭の薬剤師さん。大急ぎで薬をそろえてくださったので、それ以上はほとんど待たずに済んだのですが。
謝りまくる薬剤師さんのすぐ傍らに居ながら、全然謝ろうとしない受付の女性。腹が立ちましたが、手術以来体力が落ちていることもあってその場では怒るエネルギーが無く、とりあえず帰宅した私でした。

に帰ると母が第一声、
「しんどくなって倒れてるんかと思った」
と心配してくれていた様子。その反動?で、再び怒りが沸々と湧いてきました。
母にくだんの事情を話すと、「それはひどい」と母も怒り始め・・・
勢いで、生まれて初めてやりました。「責任者を出せ」電話。もちろん、さっきの薬局へです。
待たされたこと自体に怒っているわけじゃないんです。人間、誰にだってミスはあるし、薬剤師さんは謝りながら急いで用意してくださったし。それより何より、「謝らなかった」あの受付の女性に腹が立って。
「責任者」として出てきたのは、男性でした(私に応対してくださった薬剤師さんは女性)。
呆れたのは、どうやら私を「待たせた」ことについて、責任者の男性は全く知らなかったらしいという事実。保留していない電話の向こうから、経緯を説明する女性の声が聞こえました(どの女性かは分かりません)。
小さな薬局です。総人数5〜6人くらいの。それなのに、伝わっていなかった・・・上司に知れたらヤバいから、黙っておくつもりだったんですね、きっと。
そうは問屋が卸すものか
いちおう冷静に伝えたつもりです。
待たされたことより、当事者が謝らなかったことに腹を立てている、と。
薬剤師さんは誠実に対応してくださったのでむしろ感謝しています、とも。
ただ、本人からの謝罪の電話等は、今さらなので必要ないこと。
そして、大変申し訳ないが、そちらの薬局の利用は今後控えさせていただく、と言うことを伝えさせてもらいました。
「責任者」さんも謝っておられましたが、だからと言って「また行きま〜す」なんて言える気分じゃないし。
薬剤師さんはいい方だったし、病院に近くて、立地的には便利だっただけに、私も本当に残念なんですけど。
たった1人の態度が原因で、お客さんが離れてしまう。その事実を、あの受付の女性に知ってほしいなと思います。
・・・まあ、そういう人に限って、大してこたえない可能性も十分あるんですけど

以上、愚痴でした。
実は最近、すごく素敵な対応をしてくださったお店の話もあるんですけど、長くなってしまったので、また後日
2014-11-30 14:24 | 記事へ | コメント(4) |
| 生活 |
2014年11月26日(水)
18歳になりました
今日は、コスモの誕生日です。
18歳になりました。
いや〜、大きくなったものです。
そして、私も歳を取ったものだなあと

18歳と言うと、まだ成人ではありませんが、「子供」と言える年齢でもありませんよね。
18禁なんて言葉もありますし。実際、本人は今日から自分のアカウントでpixiv(投稿サイト)のR-18指定が見られる、と言って喜んでいます。
まあ、今までも私のアカウントで見ていたんですけどね・・・
親にナイショで見たいものもあるでしょうし(笑)
男子として、健全に育っていると言うことで(ニヤリ)

身長は160センチそこそこと小さめ、顔も童顔なのでまだまだ中学生(場合によっては小学生)に間違えられるコスモですが、言動はすっかり大人びてきました。
前にも書きましたが、私の入院が大きな境目になったかな、と。
以前なら確実に甘えてきたようなことを、
「大丈夫、自分でやる」
と言うようになりました。
親としては、有難くもあり、ちょっと寂しくもあり。
でも、(順調にいけば)来年の春には大学生ですしね。
これくらいでちょうど良いのかも

この調子で頑張って、好きで好きでたまらない某学問の「研究者になる」という夢を、ぜひ叶えて欲しいと思います。
そのためには大学院まで行かなければならないので、随分と先は長いですが、諦めずに貫き通して欲しいものです。
要するに、私の「親業」もそんなに簡単には終わらないと言うことですが・・・こちらもネバギバの精神で。手術で悪いモノも取ったことですし

お誕生日のプレゼントは、先日のポケモン新作ソフトなんですけど、実はまだもう1つ(1セット?)あります。
本来なら発売日が先週だったのですが、今週末に延びたので、まだ届いていません。
また、来たときにご紹介しますね。

今夜はコスモのリクエストで、お赤飯とお吸い物、そして尾頭付きの鯛の予定。
立派なご馳走ですね。
願わくば3〜4ヶ月ほど先に、別の意味で祝い鯛を用意できる日がくればいいなと。
ともあれコスモ、

お誕生日おめでとう。
2014-11-26 13:53 | 記事へ | コメント(6) |
| 生活 |
2014年11月17日(月)
外食できたっ!
昨日の話になりますが・・・
外食しました。母と、私と、コスモの3人で。
何故父がハブかと言うと、友人たちと泊まりがけで遊びに行ったからです(笑)。
母は昔から妙な信条(?)があり、父が旅行やら出張やらで泊まりを伴う留守の場合、
「どうせ、お父さんはお父さんであっちで美味しいもの食べてるんやから」
と、その日の夕食が豪華になったり、外食に誘ってくれたりする傾向があります。
今回もそうで、なおかつ私の「退院祝い」と言うことで、
「ウナギを食べに行こう」
と言い出しました。

実は、退院してこの方、外食するのは初めてでした。
と言うのも、いちおう今のところ食事の都度に「消毒」が必要だからで。
具体的にはウガイ薬を水で薄めて、口の中(特に手術痕)に残留物が残らないように、グチュグチュうがいをする・・・と言う感じなんですが。
外に行くのに、いちいちウガイ薬とコップを持って行くのも面倒だし、そもそもお手洗い等を利用するにしても人前でそういうことをするのは抵抗があるし、かと言って手術痕は清潔にしないといけないし・・・と言った感じで、外食どころか、スーパーの試食ですら避けていました。
ただ、最近は家で食後にウガイをしても残留物が僅かになり(お米2〜3粒だけとか)、パンやヨーグルトなど、ある程度「塊」状態で飲みこめるものは、ほぼゼロと言っても良い状態でした。
だから、そろそろいいのかなあ・・・と思っていた矢先の、「ウナギ」のお誘い。
コスモも行きたいと言うし、思い切ってチャレンジしてみようかと。

さて、鰻丼を注文しましたが、とっても美味しかったです
小鉢の漬物だけは(硬いので)遠慮しましたが、丼自体とお吸い物は完食。
手術後、胃が小さくなったらしく、食べきれるかどうかがまず心配でしたが、大丈夫でした
そして、肝心の口の中ですが・・・
お白湯がセルフサービスで飲めるようになっていたので、一杯頂戴して。
コスモに「壁になって」と頼んで、他のお客さんから見えないように、背後に隠してもらいました。
そしてお白湯で、音を立てないように気をつけながら、軽くウガイを(薬は入れていません)。もちろん出すわけにはいかないので、そのまま飲み込みました。
これを2〜3回繰り返し、「たぶん大丈夫だろう」と思えたのでお店を後にし、そこからしばらくショッピングを楽しみました。
長時間外出するのは久々だったので、少々疲れましたが・・・

帰宅して、改めて薬を入れてウガイを。
残留物は、ほぼ無し(お米半粒くらい)。
そもそも残っていた箇所が手術痕だったかどうかすら怪しいです。
「うん、いけるな」
と思いました。

外食しても、大丈夫。

それがとても大きな自信に繋がったのが、自分でもよく分かりました。
普段、外食なんて滅多にしないんですけどね。それでも、です。
誘ってくれた母に感謝ですね

ただし、歩き回ったのには疲れてしまい・・・
用事をひと通り終えたあとは、ソファーの上で爆睡
コスモに、
「実によう寝てたなあ」
と妙な感心をされてしまいました。
まあ、ぼちぼちと・・・です

当たり前のことが当たり前にできることって、本当に有難いことなんですね。
曲がりなりにも手術を経験した今、心からそう思います
2014-11-17 15:11 | 記事へ | コメント(0) |
| 生活 / エナメル上皮腫 |
2014年11月11日(火)
ただいま
昨日も書きましたが、今週から本格的に仕事に復帰することにしました。
出勤は今日から。ただし、久しぶりなので身体を慣らす意味で、午前中だけ。
みんなに、
「お帰り〜!!」
と歓迎(?)してもらいました

一応、親しい同僚を通じて、「今週から復帰」とは事前に伝えてあったのですけど、念のため昨日のうちに、
「明日から行きます」
という連絡を入れたところ、
「たっくさんお仕事用意して待ってますからね〜
と、恐怖の(笑)返事が。
ええ、ありましたよ、お仕事、たくさん。
嬉しかったですね。
「無いよー」
なんて言われるより、100倍マシですから

この世の中で何処が居心地良いかと言われると、トップは間違いなく我が家なんですが、職場も良いものです。
「ああー、帰って来たなあ」
と、家とはまた違う開放感を満喫しました。

復帰と言えば、絵本の読み聞かせも再開。これは昨日の話です。
正直、言葉がちゃんと発音できているか、心許無かったのですが・・・
家族は皆「大丈夫」だと言うし、コスモに至っては、
「少なくとも『さしすせそ』の発音は僕より上手」
とか言い出すし(コスモは「さしすせそ」を言うのがちょっと苦手です)。
それでも、家族の贔屓目かも知れないし、前もって読み聞かせ先の施設の先生に、
「お聞き苦しかったら仰ってください」
とお断り申し上げたうえで臨みました。

結果。

いつもと同じ、もしかしたらいつも以上の、お子さんたちの笑顔に出会うことができました。
本当に良かったです。
念のため、終わったあとも施設の先生に確認しましたけど、
「全然、違和感なかったですよ
との評価を頂戴しまして。
あー、戻れたんだなあ、と。

絵本の読み聞かせなんて、代わりを探そうと思えば探せたでしょうに。
職場の方も、「仕事は他の人に頼んだよ」と言えないことはなかったでしょうに。
みんな、待っていてくれたのですね。

ありがとう。そして、ただいま。
2014-11-11 15:34 | 記事へ | コメント(2) |
| 生活 / エナメル上皮腫 |
2014年11月03日(月)
「熊野」の本
買っちまった。



「熊野 聖なる異界を旅する」洋泉社MOOK

コスモと書店に行ってみたら、見つけてしまったんですよね〜
でっかい「熊野」という字に、もう釘付け。
本なのに、書籍なのに、手に取ってからギューッと抱き締めてしまいました

うん、行くからね。
いつか、きっと。


入院中のしんどかった話を書いたりしていますが、あの頃に比べれば、随分と元気になりました。
また後日、記事の中でご紹介しますけど、病院に居る間はずっと離乳食みたいな食事でした。
ご飯はお粥で、それ以外のおかずも全部すり潰したものばかりで。
そういうものしか食べられなかったので仕方ないんですけど、やはり味気なかったですね。
それが今では、まだ硬いものは到底無理ですが、普通に炊いたご飯、煮物類、果物などなら平気で食べられるように。
昨日はコスモのリクエストで焼き肉だったので、私も少しだけ挑戦。
あらかじめ小さめにカットしたモモ肉を、何とか食べることに成功
私もお肉は大好きなので、
「ああ、食べられるんだ
と、とても嬉しかったです。

毎日の生活も、少しずつ「元」に戻す努力をしています。
1日起きているのはしんどいので、どこかでお昼寝タイムを確保しつつ、それ以外のことはなるべくいつも通りに。
仕事も、在宅の方は明日から再開するつもりです。
「いつでもいい」
と優しく言ってくださる先方に、いつまでも甘えているわけにはいきませんからね

書きそびれていましたが、一昨日の土曜日に、仮の義歯も出来上がってきました。
あくまで「仮」で、手術痕に障るといけないので緩めに造られています。
それでも、嵌めると見た目は分からないようになりました。これで堂々と、マスクなしで外出もできます
そしてコスモと出掛けて、見つけたのが冒頭の本でした。

「早く元気になろう」。

そう思える動機は、コスモを初めとする家族であり、友人であり、仕事であり、その他もろもろの(良い意味での)しがらみだったりもするのですけど。
でも、今回トリガーを引いてくれたのは、間違いなく熊野のヤタガラスこと黒蝿さんだったなあと。
彼と「出会えた」ことに、感謝です
2014-11-03 16:35 | 記事へ | コメント(2) |
| 生活 / エナメル上皮腫 / ゲーム |
2014年10月30日(木)
ありがとう
昨日の夜のことです。
取りあえず、大したことをしたわけでもないのに、疲れきってしまって。
コスモが勉強している横で、暗い気持ちとまではいきませんが、何とな〜く鬱鬱とした気持ちでテレビのチャンネルを適当に回しておりました。
すると、旅番組みたいなのがあったので取りあえずそこで固定。
「とび森」とかをやりながら、見るともなしに点けていたのですが・・・

どうやら、日本国内の「絶景」(世界遺産?)を巡る番組だったようで。
何処かのコーナーが終わったあと、
「次は熊野古道です!」
というナレーションが流れ、一気にテンションが上がりました

熊野古道・・・やと?Σ(`・Д・ノ)ノ

持っていた3DSを畳み、黒蝿さんの「羽の下」に入るような勢いで、テレビの前にズザァッ!と。
だってだって、熊野古道って・・・

思いっきり黒蝿さん所縁の地やないですか

黒蝿さんは、ヤタガラスですからね。
いわゆるサッカー日本代表のシンボルで有名な、3本脚のカラス。日本のあちこちで祀られていますが、やはり一番有名なのは熊野三山でしょう。
そもそもヤタガラスは渡来人がモデルとも言われており、その渡来人が黒潮に乗って古代に渡ってきた地域の1つが和歌山方面と言う説があり・・・あ、この辺は語り出すと長くなるのでやめておきますが
とにかく、ついさっきまでの鬱気分なんか何処かに吹っ飛んで、
「熊野や〜。ヤタガラスや〜
と大喜びしてしまったのでした。
(コスモは半ば呆れ顔の笑顔で、「はいはい」と相づちを打っていました)

熊野方面に、行ったことがないわけじゃないんですよ。
父が和歌山方面に詳しいので、あちらには何度も。熊野古道そのものにも、6年半くらい前に行きました(こちら)。
ただ、その頃はまだ黒蝿さんのことを知らなくて、ヤタガラスにもそんなに思い入れはなくて、単に景色がよくて気持ちのいいところだな〜という程度だったんですけど。
それでも澄んだ空気と緑の深さに感動して、また行ってみたい場所の1つではありました。

そして、今。
もはや私にとっては文字通りの「聖地」なわけで。


センター試験の過去問をやっているコスモの袖を引っ張り、
「なあ、大学入ったら、1回熊野行こうよ〜。なあなあ」
と、せがんでみたり。
コスモは相変わらず、「はいはい〜」と苦笑いしてました。

熊野古道の景色を、テレビ画面を通してとは言えたっぷり楽しんだ後で、次のコーナーは「京都」でした。
「清水寺」という単語が聞こえて、またもや私のアンテナが反応
清水寺と言えば隣に・・・

八坂の塔があるやないですかあぁぁ!!

正式名は「法観寺」の敷地内にある五重の塔なんですけど・・・
ここって、「俺屍」内のダンジョン、九重楼のモデルだったりします。
で、九重楼は、黒蝿さんがカラス天狗にされて封印されていた場所なわけで・・・

やはり私にとっては、是非一度行きたい場所です

残念ながら清水寺がメインだったので、八坂の塔は一瞬映っただけで終わりましたが・・・

それでも。
熊野古道に、八坂の塔。
黒蝿さんに所縁のある名所を一度に二ヶ所も拝むことができて。

よーし、元気になるぞ!
元気になって、取りあえず八坂の塔に行くぞ!!
そのうち絶対、熊野古道も歩くぞ!!


と、やる気満々?になった私でした。

本当に、単なる偶然なんですけどね。
たまたま点けたテレビ番組で、たまたま近畿周辺の観光地が紹介されていただけのことで。
それでも、心の中で呟かずには居られませんでした。

黒蝿さん、元気をくれてありがとう、と

あと、コスモもこんな母親に付き合ってくれて、どうもありがとうね
2014-10-30 15:49 | 記事へ | コメント(0) |
| 生活 / エナメル上皮腫 / ゲーム |
2014年10月29日(水)
退院翌日
昨日退院して、まだ仕事は再開せずに、ぼちぼち過ごしておりますが・・・
うーん、やっぱり。
体力って、すぐには戻らないものなんですねえ。
子供のころの入院については取りあえず置くとして、大人になってからだとコスモを産んだとき、コスモが1歳の夏に体調を崩したとき、そして今回。
要するに16年ぶりくらいの入院と言うことになるのですが・・・

出産直後は、そう言えば何だかんだ言って退院後も1週間くらいはゴロゴロしてましたっけ。
その次の入院は、ごく短期間だったので、逆に回復も早かったのかも。
そして何より、前回・前々回はアラサーだった私。
今やアラフォーと言うよりはアラフィフなわけで、入院日も含めれば実質8日間寝ていたことになるので、そりゃあすぐには日常に馴染めない・・・よねえ・・・

と言うのも、まず最初に堪えたのが6時起き。
病院では、看護師さんによって起こしに来る時刻が違いましたが、だいた6時半〜7時ごろ。
そして朝ご飯が8時なので、起こされてもしばらくベッドでゆっくりしていてOK。余裕で二度寝ができました。
でも、日常に戻れば6時に目覚ましで叩き起こされ。
早置き自慢の母が、容赦なく布団を剥ぎに来て。
もともと朝は食欲が無い私ですが、今朝は見事に食べられませんでした。

コスモを送り出した後は、トトの水槽掃除。
器具の清掃とか、どうしても母では出来ない部分があるので、早速取り掛かったわけですが・・・これがいけませんでしたね。
だいたい1時間くらいの作業で、終わったときはゼイゼイ状態。
すぐに休みたかったのですが、母に「買い物に行こう」と言われ・・・

母はもともと、父と買い物に行くのが嫌いで(好きなように回れないので)、でも自分では車を運転しないし自転車にも乗らないので、たぶん私が帰って来て一緒に行けるのを心待ちにしていたんだろうな・・・と思います。
だからこそ付き合ったのですが、途中で限界を感じました。
店内は混雑していて座るところもなく、自分の車に戻った途端、ドッと疲れが。
近場ではありましたが、思いっきり慎重に運転して帰りました。

お昼ご飯を食べたあと、「もうダメだ」と悟って、ソファーに横になりました。
それからコスモの下校時まで爆睡。
自分の身体は、まだまだ「疲れてる」んだと認めざるを得ませんでした。

すっかり愚痴になってしまいましたが・・・
1週間くらい後に今日の記事を振り返って、
「あの頃に比べれば回復したなあ」
と喜ぶことができればいいな、と思います。
取りあえず今夜も、早めに休みますね
2014-10-29 17:38 | 記事へ | コメント(0) |
| 生活 / エナメル上皮腫 |
2014年10月28日(火)
退院しました!!
本日、無事に退院いたしました!!

わ〜い、やったあ〜ヽ(*´∀`)ノ

午前中に、入院中最後の診察があったのですが、それが終わってお医者さまに、
「はい、じゃあ(家に)帰っていいですよ」
と言われても、何故かイマイチ実感が無くて。
父が迎えに来てくれて、家路についても、何だか土日の「外出」の延長みたいな気がして、夜にはまた病院に戻らなきゃならないんじゃないか?という錯覚に陥ったり。

でも家の玄関に入って。
亀のトトに、
「ただいま」
と言って。
荷物を母と一緒に片付けているうちに、
「帰って来たんだなあ」
と、しみじみと。

取りあえず片付けたあとは、仕事関係の方々へ「退院しました」とメールでご連絡申し上げ、それに早速返信をいただいたりして、時間が過ぎて行きました。
「お大事に」
「無理しないで」
と気遣ってくださるお返事ばかりで、有難いなあと思ったり。
取りあえず、今日はゆるゆると過ごすつもりです。

入院中は、本当にいろいろなことがあったので、それについては、ボチボチ書かせていただきます。当分ネタに困りません(笑)
お医者さまはもちろん、看護師さんたちも良い方ばかりでした。最後に特にお世話になった3人の看護師さんたちが、エレベーターのところまで見送ってくださったのは嬉しかったなあ

しんどいときもあったけど、決して悪いことばかりではなかった入院生活に感謝しつつ。
今日からまた、「普通の」生活を始めます
2014-10-28 15:05 | 記事へ | コメント(4) |
| エナメル上皮腫 / 生活 |
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ニックネーム:コスモママ
性別:たぶん女性
年齢:そろそろ半世紀
都道府県:大阪府
アスペルガー症候群の大学生・コスモと、その母のお気楽ゲーマーライフ。発達障害がメインテーマですが、半分くらいはゲームの話題です。

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