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このブログは、もともとアスペルガー症候群のことを１人でも多くの方に知っていただきたいと思って始めました。
アスペルガー症候群とは、広汎性発達障害の一つです。広汎性発達障害というのは、自閉症を主とする発達障害の一分野です。アスペルガー症候群は、一般的に「知的障害と言語障害を伴わない自閉症」と言われています。ですから、見た目では非常に分かりにくく、かなり大きくなるまで診断されない場合もあります。
コスモの場合、診断がついたのは小学４年生のときです。それ以前から、通常のお子さんとの違いは感じていましたが、私自身が「発達障害」のことを知ったのがコスモが２年生のときで、それから「もしかして・・・？」と思っているうちに２年が経ち、結果的にその時期になってしまいました。
私が無知だったのは勿論のことですが、もっと世の中に普通に「発達障害」が知られていれば、もう少し早く気づくことも出来たのではと思います。
そんな気持ちから、一人でも多くの方にアスペルガーを含む発達障害について理解していただき、もしも診断や療育が必要な方（特にお子さん）が身近にいらっしゃれば、一日でも早く手を差し伸べていただきたいというのが私の願いです。
発達障害児の行動は、往々にして「親のしつけの問題」と勘違いされてしまいます。そのために必要以上に子供さんを厳しく躾けたり、周りの目を気にして委縮してしまう親御さんやお子さんもいらっしゃいます。
それはとても悲しいことです。
発達障害が当たり前のこととして世間に知られるようになれば、そのような悲劇も無くなると思います。
そのためには色々な手段が考えられると思いますが、私はアスペっ子（アスペルガーの児童のことを、親しみを込めてこう呼ばせていただいております）の親として、アスペルガー症候群の本人とその家族が、どんなことを感じながら生活しているかをこのブログを通して知っていただければと、日々懲りずに更新しております。
ときどき（？）アスペルガーと関係の無い記事もありますが・・・
良いこともあれば、悪いこともあります。楽しいこともあれば、嫌なこともあります。
困ることもたくさんあります。それは、どこのご家庭やお子さんでも同じだと思います。ただ、その「困り方」がちょっと通常のお子さんとは違うということを、少しずつでもご理解いただければ幸いです。
これからも、「心の星日記」をどうぞよろしくお願い申し上げます

2008-12-01 19:01 | 記事へ | コメント(6) |
| HP・ブログ / 広汎性発達障害（アスペルガー症候群） |