迷子ひものことで-心の星日記

迷子ひものことで

うちの母が、昨日リアルタイムで見ていたらしいんですけど、「とくダネ！」で迷子ひもの特集が放送されて、そのときの出演者の発言が波紋を呼んでいるようですね。
いちおう番組内でも賛否両論出たみたいですが、主に批判されているのは反対派の小倉さんの発言・・・と言うことでいいのかな？
「奴隷みたい」と仰ったそうですね。確かにその言い方はキツイかも

・・・と、いろいろ考えているうちに、コスモが２歳の頃、一度だけ迷子になったときのことを思い出しました。

「迷子」と言っても、ほんの数分（もしかしたら１～２分くらい？）だったんですけどね。
とあるお店で、レジでお勘定をするのに、私が目を離した一瞬の隙に居なくなりました。
本当に、「一瞬」です。
ついさっきまで私の足付近に居たはずなのに、視界から消えていて。

本当に、心の底から、真っ青になりました

「コスモー！！」
と大声で呼び、店員さんたちもすぐに「捜索態勢」に入ってくださって、ほどなくして「ママー、ママー」と泣きじゃくっているコスモが店員さんに手を引かれて戻って来ました。
僅かな間の「別離」だったのに、ホッとして私も泣いてしまったのを覚えています

どうしていきなり居なくなったのか、まだ本人も小さかったので謎ですが、たぶん何かに気を取られたんだろうな・・・と思います。
よっぽど不安だったのか、それからは外出先では私の手を離さなくなり（どうしても手を握れないときは服の裾など）、更に実はコスモは自閉っ子だったので、高校生の今でも不安なときは手を繋ぎに来るんですが、それはさておき。

今回話題になった「迷子ひも」が普及し出したのはコスモがある程度大きくなってからで、初めて見たときは、
「あー、面白いものが出来たんだな」
と言うのが正直な感想でした。
実際に使用している親子さんを見て、
「ペットみたい」
と思ったことが無いわけではありませんが、否定的な意味ではなく、どちらかと言うと「可愛い」という気持ちです。
使いたい人、必要な人は使えばよろしいんじゃないでしょうか。
何故なら、コスモみたいな大人しい子でも（コスモは実際、超インドア派の非活動的人種です）、「サッ」と居なくなったことがあったのですから。
そして、そのときの不安は親子ともども計り知れず（すぐに見つかったにも関わらず）。
まして活発なお子さんで、本当に一瞬の隙で何処に行くか分からない、と言うような場合は使いたくなる親御さんの気持ちが分かりますし、批判するのも如何なものかと。
もちろん、「見た目が気になるから、使わない」という選択肢もありかと思います。
そういった方は、また別の工夫をなさればよろしいわけですし

最後に、今回の件をネットで検索しているうちに見つけた、とあるお母さんの迷子ひもの使い方をご紹介します。
お子さんに迷子ひもを着け、ご自分の手首にひもの片側を通した状態で、普段はお子さんと手を繋いでいるそうです。
ただ、レジのお勘定のときなど（！）、どうしても両手を使わないといけないときだけ手を離し、そのときは迷子ひものおかげで子供が遠くに行かずに済むのだとか。

あー、このアイディアがコスモの２歳当時にあったら、あのとき迷子にせずに済んだだろうな・・・

と、ただただ感心するばかり。
素晴らしい使用法ですね

2014-05-27 16:49 | 記事へ | コメント(2) |
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