暫しお休み-心の星日記

暫しお休み

昨日は、コスモのエレクトーン発表会でした。
これを区切りに、しばらくエレクトーンのレッスンはお休みです。発表会の前日、最後のレッスンを終え、そして昨日が本番でした。
発表会自体は滞りなく終わり、コスモ自身も満足のいく演奏ができたようです。
講師の先生に、
「また（受験が終わって）戻りましたらよろしくお願いします」
と、ご挨拶も自分でちゃんとできていました

一昨日、レッスンを終えて、事務の人たちに挨拶を済ませ、教室のある建物を出たとき、
「これで当分（教室に）来ることはないわけやな～。何か寂しいな」
と、コスモが呟きました。
基本的に、学校

の卒業式等でも感傷を示す子ではないので、こういう反応は珍しいです。それもこれも、
「長く通ったもんなあ。通い始めたころのこと、覚えてないくらいやろ？」
と私が尋ねると、
「うん」。
コスモがエレクトーン教室に通い出したのは、２歳のとき、３歳になる少し前からです。
今が１７歳。今年、お誕生日が来れば１８歳。
まるまる１５年とまでは行きませんが、１５年目に入っていたことになります。
コスモにとっては、人生の殆どを占めている歳月ですね。文字通り、物心つく前からの生活の一部でした。
「寂しい」のも、無理はないかと。
無事、大学に合格したら戻ってくるという前提なので、
「なるべく早く（浪人せずに）帰って来れるようにしいや」
と、私。
「そうする」
と、コスモは新たに決意を固めたようです。

そして昨日の発表会が終わり、帰宅して、楽譜をカバンから取り出し、また今まで通りの場所に直していました。
「何だかんだ言って、ほとんど毎日弾くと思うし」
だそうです。
「何となく、ブレーメンの気持ちが分かるわ～」
とも言ってました。この場合の「ブレーメン」と言うのは、ソルサクデルタに登場する人型魔物で、歌手が歳を取って歌えなくなり魔物と化した存在です。
そんな魔物に例えるほど、コスモにとって音楽

は大事な存在と言うことですね。
それほどまでに大切＆大好きなものを、人生において持てるのは、実は物凄く幸せなことなんだと本人が気付くのは、いつのことかなあ、と思ったり

レッスンはお休みするにしても、エレクトーンも、そして音楽も、ずっとコスモの傍近くにいてくれることでしょう。
念願の「再開」のためにも、受験勉強、頑張ろうね！！

2014-05-12 09:27 | 記事へ | コメント(0) |
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