父の日-心の星日記

父の日

今日は父の日ですね。
うちの家族は、あまりイベント的なものにはこだわらないのですが、唯一こだわるのが父。
しかも、自分が祝ってもらう側の場合のみ、こだわります（笑）
（つまり自分以外の家族の誕生日とか、母の日や子供の日については無関心。）
一度、誕生日当日に母や私が忙しくて何も用意しなかったら、思いっきり拗ねた経歴があるので、それ以来気を付けるようにはしています。
お酒

が好きなので、プレゼント

としてはそういう類を用意しておけばハズレはないのですけど、つい先日親戚から高価なお酒をいただいてしまいました。
父ももう歳ですし、あまり飲み過ぎるのも良くないので（あればあるだけ飲むので）、お酒以外に何が欲しいか本人に尋ねたら、
「父の日当日に、焼き肉が食べたい」
と・・・
そんなわけで、今日は焼き肉です

もう７０歳を過ぎているのに、リクエストが焼き肉とは・・・それだけ、元気だと言うことで、有難いのですけど。
で、肉を用意するだけにしようかと思ったのですが、形としてのプレゼントが無いとまた拗ねるかも知れないので、たまたま安売りしていた夏物のベストを購入。
（父は、写真

が趣味と言うこともあり、よくベストを着ています。何処ぞの戦場カメラマンみたい？）
先ほど渡しましたが、気に入ってくれた様子です

今ではこんな風に、自然に「父の日」が迎えられるのですけど、実はコスモが小さいころはそれなりに気を遣っていました。
２歳のときに私と元夫が離婚して、それ以来コスモは父親に会っていません。
別にこちらが音信不通にしたわけではありません。住所・電話番号など、当時から全く変わっておりませんので。
離婚して間もなく、事務的な用があって電話したら、
「以後は一切連絡しないで欲しい」
とあちらから言われてしまいました。
少なくとも別れたときは、コスモのこともあるから、時々は連絡を取り合おうと言っていたのに・・・
たぶん、再婚したんじゃないかと私は踏んでいますが・・・その辺りのことも、探偵事務所などに頼めば調べられるらしいのですけど、放っています。
無意味にコスモを傷つけたくないので。

話はちょっと戻りますが、父親が身近にいないコスモにとって「父の日」は酷じゃないかと思い、イベントとしてあまり強調しないように気を付けていました。
でも、幼稚園や小学校

に上がると、嫌でもそういう話が耳に入りますよね。
そして、コスモ自身もあまり気にしていない様子だったので、私たちも自然体で振る舞うことにしました。
「ママは離婚した」ことを知らせたのは小学校高学年のときで、父親が（引っ越しさえしていなければ）比較的近くに住んでいることも伝えましたが、特に恋しがる気配も無し。
「僕の家族はママ、おじいちゃん、おばあちゃん、亀のトト」
で完結しているようです。
父親については、「元父親」とまで言う始末。
本当は、両親が離婚しても親は親なんですけどね・・・あちらは親らしいことは全くしていないので（養育費等も無しです）、まあいいかと。

今日の「父の日」には、コスモが自ら私の買ったベストを手渡していました。
本人は何も言いませんけど、コスモにとって「父の日」にプレゼントを渡すべき相手は、音信不通の父親ではなくて、おじいちゃんなのでしょうね。
声変わりした声も、気の毒なくらい元夫には似ていなくて、おじいちゃんそっくりですし・・・

元夫よ、ある意味ごめんね。
コスモは貴方がいなくても、笑顔で「父の日」を過ごしています

2013-06-16 15:50 | 記事へ | コメント(2) |
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