ハプニング-心の星日記

ハプニング

一昨日の記事にチラッと書いた、「とんでもないハプニング」についての話です。
全ては私のドジから始まったのですが・・・

当日、いろいろと用品を受け取る予定だったと言うのは先の記事に書いた通りです。
用品との引換券も、前日にバッチリ用意して、何の問題も無かった・・・はずでした。
ところが、忘れてしまったんです。１種類だけ。
忘れた原因は、諸事情により他の券と別に保管していたからだと思うのですが、そんなことはさておき。
高校までのルートをコスモと一緒に辿り、あとは某公共交通機関に乗るだけ・・・となったときに、それを忘れていたことに気づきました。
オリエンテーション開始まで、１時間足らず。
そのまま乗って行けば余裕で間に合うのですが、引き返したりしたら遅刻は必定でした。
幸い、今回のオリエンテーションは生徒だけが聞けば良い内容（親は外で待機）だったので、咄嗟にコスモに、
「行けるか？　一人で行けるか？」
と尋ねました。
もう発車間際。躊躇している時間は無くて。
コスモが、
「行ける！！」
と言うので運賃だけを渡し、乗車したのを見届けてから私は急いでＵターン。
Ｕターンしながら高校

に電話し、私が忘れ物をしたためにコスモが１人で先に向かったことを手短に説明しました。
高校の方も既にコスモのことをご存じなので、
「分かりました。こちらに着くころを見計らって様子を見に行きますから、ご心配なく」
と心強いお返事を。
兎にも角にも、大急ぎで家まで戻り、券を確保したらすぐ引き返しました。
ようやくのことで高校に辿り着き、まずはお電話を受けていただいた先生にお礼を

「いえいえ、どうぞお気になさらず。コスモ君は、ちゃんと会場の席に着いていましたよ」
と、笑顔で応じていただきました。
ひと安心して、会場に行ってみると、ちょうどオリエンテーションが終わったところで、コスモも他の子たちと一緒に出て来ました。
私が手を振ると、こちらに気づいたコスモ。
「大丈夫やった？」
と尋ねると、見学や受験のときに見知った先生方が声を掛けてくださったので全然平気だった、と。
そして、いきなりのハプニングで生まれて初めて一人で公共交通機関を利用したことについては、
「何べんか乗ったことがあったから、大丈夫やったよ」
と。
本当に突然の「本番」だったのですが、これで４月からの通学も問題なさそうです

まだ入学前だと言うのに高校の先生方のフォローを頂戴し、そして思っていたより逞しくなったコスモにホッとさせられ・・・
私のお間抜けから生まれたことではありますが、結果的にとても安心できた、嬉しい出来事でした

2012-03-26 16:24 | 記事へ | コメント(0) |
| 広汎性発達障害（アスペルガー症候群） / 高校進学 |