「すばらしい」レックウザ-心の星日記

「すばらしい」レックウザ

昨日は始業式で、超・早く帰ってきたコスモ。
いちおう２月半ばの実力テストに向けてお浚い勉強をしているところですが、そのノルマもお昼過ぎには終わってしまいました。
「いきなりヒマになったな～。何しようかな～

」
コスモは、ゲーム１つするにも、変に「計画」を立てたがるところがあります。
例えばモンハンの場合、所定のホワイトボード（以前は予定表代わりに使っていたけれど、小さ過ぎて今はメモ程度にしか使えないもの）に「本日のモンスター　ジンオウガ」等々書いて心づもりをしている、といった感じです。
自閉っ子は「予定の変更」が苦手で、逆に予定がしっかり決まっているのが好きなんですが、ゲームまでとは律儀な子（？）です。

で、特に予定が入っていなかったので、「ヒマ」になってしまった昨日の午後。
「そんなにヒマやったら、レックウザでもゲットしに行ったら？」
と声を掛けてみました。
少し前に、ポケモンの旧バージョンのソフトから最新のブラック・ホワイトにポケモンの大移動をしましたが（そのときに記事はこちら）、コスモは「ハートゴールド」というソフトにカイオーガというポケモンだけを残していました。
一方で、私が持っているのは「ソウルシルバー」。こちらでは、カイオーガと対になるグラードンというポケモンをゲットすることが出来ます。
私はまだグラードンをゲットしていなかったのですが、カイオーガとグラードンをどちらか１つのソフトに纏め、とある場所に連れて行くと第三の存在であるレックウザというポケモンをゲット出来るのです。
レックウザはコスモにとって憧れのポケモンで、憧れであるが故に、なかなかゲットしに行く決心が湧かなかったようです。
理由は、
「どうせなら、最強のレックウザをゲットしたいから」。
ゲームでゲット出来るポケモンたちにも個体差というものがあって、普通のポケモンは「まずまず」、少し良いものは「へいきんいじょう」、優秀なものは「そうとうゆうしゅう」とゲーム内で評価されます。
そして最高ランクが、「すばらしい」。これは非常に珍しく、滅多にゲット出来ないものです。
「レックウザなんやから、『すばらしい』がええんやけど、簡単には出えへんよなあ・・・」
と躊躇しているコスモに、
「どのみち、やってみないとどうしようもないやん」
とお尻を叩き、まずは私の「ソウルシルバー」を貸して、そちらでグラードンをゲット。
そして、グラードンを「ハートゴールド」に移して・・・と言うところで、試しにグラードンの個体値を調べてみたら、「そうとうゆうしゅう」（ちなみにカイオーガは一番ノーマルな「まずまず」）。
ここでコスモは、俄然元気になりました。
「これは、レックウザには頑張ってもらわんとな！！

」
そして、レックウザをゲット。
早速個体値を調べてみると、「へいきんいじょう」。
少なくともグラードンと同じ「そうとうゆうしゅう」でないと・・・と、コスモは一旦リセット。
２度目も、「へいきんいじょう」。
もう１回。
そして、三度目の正直で・・・・・

「出たあ～～！！　
『すばらしい』出たあああ～～！！！(T◇T)」

あまりのデカイ声に、２階で用事をしていた母（おばあちゃん）が、
「なんやなんや

」
と慌てて下りてきたくらい（笑）
私が事情を話して、今まで私たちがずっとポケモンをやっていて初めて出たくらい「すばらしい」は珍しいんだと説明すると、母も孫可愛さに「そりゃあ良かったなあ

」と笑顔（珍しい）。
その後もコスモは寝るまで興奮しっぱなしでしたが、「すばらしい」レックウザを最新のソフト（コスモはホワイトの方）に送ることだけは忘れず、ついでにカイオーガとグラードンもしっかり送って、満足げにDSの画面を眺めていました。
「やったな～。ついに『すばらしい』ゲットしたな～～」
コスモの期待に応えて、現れてくれた強い強いレックウザ。
ありがとう。
何だか、ゲームソフトに向かって心からお礼を言いたくなってしまった出来事でした

2011-01-12 16:39 | 記事へ | コメント(4) |
| ゲーム / 広汎性発達障害（アスペルガー症候群） |