父と買い物-心の星日記

父と買い物

昨日の話です。
「眠い・・・

」という内容の記事を書いたあと、昼寝から起きてきた父が、
「一緒に電器屋に行くか？」
と声を掛けて来ました。
と言うのは、今我が家にあるDVDレコーダーは地デジ対応ではなくて、そろそろ買い替えないといけないのですが。
たまたま行きつけの電器チェーン店から、２０日～２３日の４日間限りで、地デジ対応のテレビやレコーダーを特売しますという案内が来ていたのです。
最近、いろいろと出費が多かったので、特売は知っていましたが買うのはもうちょっと先延ばしにしようと思っていた私。でも父は、
「どうせ買わなあかんのやろ。わしのヘソクリもちょっと出したるから、今日のうちに行こう」
と。
ここでどうして誘われるのが私かと言うと、コスモは試験前、そして母は自分の興味のない買い物だと少しでも長引くとイライラする方。
我が家の「機械好き」は詰まるところ私と父なので、こういうときだけ、デートのお誘い？が来ます。
取りあえず今回は、事前に機種も決めていたので、電器店に出向き、店員さんと値段の交渉をするところから始まりました。
こういうことも内弁慶な母は嫌がります。でも、父はへっちゃら。私も平気です（笑）
ただし、店員さんが困るような強引な値引きは要求しませんが。
表示してあった「お買い得価格」は元々の定価の半額近くでしたが、あいにく在庫がないという話だったので、
「じゃあ、配送・取り付け込みで、このお値段で」
ということで商談成立。
入荷は少し先になり、１２月だそうですが、別に今のレコーダーが壊れているわけでもないので全然ＯＫです

支払いの段になり、父が、
「じゃあ、あとは払っておいてくれ。わしは（同じ建物内の）スポーツショップに行ってくる」
と出奔（もちろんヘソクリ

は先にもらいました）。
この辺が、父と同行したときに母が苦手とすることの１つのようです。
つまり、当初の目的以外の場所にふらふら～っと行ってしまうのですね。
私も内心、「おいおい

」と思いましたが、別に大の大人が雁首揃えてお勘定をしなければならないわけでもなし。
「はいはい」
と、父の好きにさせました。
精算が終わって、スポーツショップに行くと、ジャージを見つくろっていた父。
これから寒くなるので、グランドゴルフ

のときの防寒用に１着欲しいとのこと。
安いのでいいと言うので、上下セットで一番安いのを探し出し、父が黒地に白のストライプのを買おうとするので、
「それは若い人の色。お父ちゃんくらいの年齢ならこっち」
とグレーのジャージを勧めました。
「なるほどな。お前についてきてもらって良かったわ」
と、父にしては殊勝なことを言い、やはり自分のヘソクリで精算しに行きました。

帰りの車

の中では、どちらからともなく母に関する愚痴大会。
歳を取ってボケかけてるのかも知れないけど、それにしても身勝手さが目立つようになったなあとか。
思い込みが激しすぎて困るよねとか。
人の話を全然聞いていない、自分の中で作り話をしていつのまにかそっちが「事実」になってしまっている、自分が知っていることは人も知っていて当然と思っているなどなど・・・
当たり前と言えば当たり前なんですが、父も私と共通の悩みを抱えているんだなあと改めて確認できたひと時でした。
家に着いて車を降りるとき、
「有意義な買い物やったなあ」
と、父。
あまりしょっちゅう機会もないでしょうけど、たまには父と出掛けるのも良いものかも知れません

2010-11-22 16:28 | 記事へ | コメント(6) |
| 生活 |