ものの言い方。-心の星日記

ものの言い方。

昨日、叔父夫婦が来るので逃走していた私とコスモですが、帰ってきたら母がプンプン怒っていました

どうやら、父と口論になったみたいです。
その理由と言うのが、叔父夫婦は要はお墓参りをするためにやって来たのですが、父がその支度に手間取って、結果的に叔父夫婦の滞在時間が長くなってしまったと言うのです。
父は、もともと要領の悪い人で、出掛けるとなると無駄に長い時間が掛かります。
逆に母は要領がいいので、よく喧嘩になります。
今回の場合、それに加えて父が支度をしている間、母が叔父夫婦のお喋りの相手をしなければならなかったので、余計に火が点いたようです

そして、叔父夫婦が帰ってから、
「こんなんやったら、（叔父夫婦が）来る前にお墓参りの支度しておいたら良かったのに！！　私は最初からそう思ってたわ！！」
と母が責めると、
「お前は、何でも人が悪いことにしよってからに！！」
と父がキレ、何処かへ行ってしまったのだとか。
で、母の言い分としては、
「私の言ってることは間違っていないのに、どうしてお父さんはキレるのか」
と言うことらしいのですが。
私は、母の意見自体は間違っていないと認めた上で、
「でもね、お母ちゃん。ものには言い方というものがあるんよ。お父ちゃんかて、叔父ちゃんたちがなかなか帰らへんのにはイライラしていたと思うよ。それが自分の要領が悪かったからみたいに言われたら、そりゃあ気に障るときもあるよ」
となだめてみました。
でも母は、自分は間違っていない、悪いのは父だ、それを注意してやった（母談）だけなのに、キレる父がおかしいと言って聞きません。
そして最後に、
「はいはい、分かりました！　これから私は、何も言わんかったらええんやね！！」
と捨て台詞を吐いて、自分の部屋へ籠ってしまいました。

ヤレヤレ(^_^;)

母は昔から、物事が全て済んでから「あそこでああすれば良かったのに」と言い出すことが度々あります。
しかも大抵の場合、「私は最初からそう思ってた」みたいな言い回しが付きます。
前後からして、本当に母が「最初から」そういう考えを持っていたとは思えない場合が多いのですが、兎に角「私は賢い、周りはアホ」と言った口調なのです。
つまり相手を見下した物言いなので、小さい頃の私は自分を本当にダメな人間だと思い込み、そして大人になってからは、母はこういう言い方が相手を傷つけるものだと分かっていないということに気付きました。
父は、母を優しく諭すことも無い代わりに、正面から反発して怒りを母にぶつけます。すると母は、
「私は言ってやってるのに、有難く思わずに怒るとは何事だ」
となるわけです。
大人になって、気付いた私は、ときどきこうして「そういうものの言い方は、相手の気を悪くする」と話してみるのですが、母は１００％受け入れません。
これだけ絶対的に、自分が正しいと信じていられるのは、ある意味幸せなのかも知れません。
父は夕方遅くに帰って来ました。昨晩は、ちょっと酒量が多かったような気がします。

明後日から、私とコスモは旅行に出かけます。
４泊５日の長丁場です。
その間、両親が仲良くやってくれればいいんですが。
仲良く、とまで行かなくても、私とコスモという歯止めがない状態で、暴走を起こさなければいいのですが。
旅行はとても楽しみなんですが、そちらの方がちょっぴり心配です

2010-08-14 16:58 | 記事へ | コメント(4) |
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