狩り納め、狩り初め-心の星日記

狩り納め、狩り初め

突然ですが、皆さんは去年の大晦日から今年の元日にかけて、何をしながら年を越しましたか？
紅白を見ながらという方も多いでしょうし、それ以外の民放の番組を見てという方もいらっしゃるでしょう。
どこかの神社やお寺にお参りして厳かに新年を迎えた方も、そしてイベント会場などで賑やかにカウントダウンをなさった方もおられるでしょうね

で、私とコスモですが。

狩りをしながら年を越しました(^◇^;)

まあ、要するに「モンハン」です。
我が家は父が町会の役員をやっている関係で、大晦日の一歩手前、３０日までには年末の用事を済ませてしまいます。
さすがにお節は３１日に作りますが、簡単なものだけなので午前中には終わりますし。
そんなわけで、大晦日の午後と言うのは結構ヒマなのです。
で、同じくヒマを持て余していたコスモが、
「狩り納め、やらへん？」
と言うので、大賛成した私。
コスモが提案したのは、モンハンのクエストの中でもたぶん難易度が高い部類に入ると思われる、「異常震域」というクエストでした。

モンハンに、ティガレックスというモンスターがいます。
要はティラノサウルスみたいなモンスターなんですが、無茶苦茶強いです。私も今まで、散々苦労させられています。それについては、この辺の話をお読みいただければと思いますが。
「異常震域」は、このティガレックスが２頭出現するクエストなのです。当然、２頭とも倒さねばなりません。
モンハンのクエストには、ハンターとしてのレベルを上げるために必要不可欠なクエストと、別にやってもやらなくてもどっちでもいいクエストとがあるのですが、「異常震域」は必要な方。
ハンターランク（レベルのようなもの）を５から６に上げるために、どうしても通過しなければならない関門なのです。
「やっぱり年内にハンターランク６になりたいから、やろうよ」
と、コスモ。
「別にええけど、今年中に出来るとは限らんで？」
と、私。
ともあれ、他にやるべきことも見当たらないので、２人でＰＳＰの電源を入れて始めることに。

モンハンで、２人で行くクエストの怖いところは、一時停止が出来ないことです。
ですから、私はやれ灯油が切れたとか、宅急便が来たとか言うたびに「狩り」を中断してティガレックスから逃げ出す羽目に。
逃げ損なってティガレックスにやられたことも多数（汗）
もちろんコスモの方もやられまくっているので、電源を切ってやり直すこと数知れず

だんだん２人とも慣れてきて、やられることは少なくなって行きましたが、今度は時間切れが続出（モンハンのクエストには、制限時間があります。基本的に５０分間です）。
「こりゃあ、どうやら（我々の）攻撃力が足らんのやね」
という結論に達しました。
モンハンの場合、攻撃力を上げるには武器のレベルを上げるしかありません。
この時点で、そろそろ年が明けそうだったので、ひとまずＰＳＰの電源を落として作戦会議。

長くなりそうなので、以下は「続きを読む」でお願いします

で、結論から言うと、ティガレックス２頭を倒すための強い武器を作るには、ラオシャンロンという巨大龍を狩りに行くしかない（そして、ラオシャンロンから採れた素材で強い武器を作るしかない）と言うことになりました。
そんな話をしているうちに、２０１０年に。
「明けましておめでとうございま～す」
と、お互いにお辞儀をして（別の部屋にいた両親にも挨拶に行って）、
「よっしゃ、狩り初めはラオシャンロンや！」
ということに

ちなみにラオシャンロンと言うのは、山のように巨大なドラゴンで、何百年、何千年も生きているような風格を持っています。
私「初狩りにラオシャンロンって、何となく目出度いなあ」
コスモ「うん、色も赤やし、目出度い、目出度い」

初狩りは　ラオシャンロンで　目出度いな(^o^)

２人で訳の分からない川柳？を口ずさみながら、ラオ狩りへ。
こちらは無事クエスト達成。
私「初狩り成功。目出度いなあ」
コスモ「うん、目出度い、目出度い」
ここまで書いて、目出度いのは私たち自身のような気もしてきました（笑）
兎にも角にも、この時点でかなり眠くなっていたので、ひとまず狩りながらの年越しは終了。
「あんたら、ずっとモンハンやってたんかい！」
と、母は呆れてました

その後、ラオシャンロンの素材がまだ足りなかったので、更に２～３度「ラオ狩り」に行きました。
そして、正月２日。氏神様への初詣で「強いモンスターを倒せますように」と願ったらしい（？）コスモの祈りが叶って、無事「異常震域」をクリヤーすることが出来ました。

私「ラオ様々やなあ」
コスモ「そうやなあ」
私「来年も、初狩りはラオシャンロンで行くか？」
コスモ「目出度くて、ええかも知れんなあ」

モンハンに出会ったのが、去年の１月１０日。
少なくとも去年の元日には、まさかこれで年を越すことになるなんて思ってもみませんでした。
それ以前に、中学生の息子とアラフォーの母親が、狩りをしながら年越し・・・ということ自体が、想定外？

今年もいっぱい、一緒に遊ぼうね、コスモ。
ここまでお読みくださった方、どうもありがとうございました

2010-01-04 15:44 | 記事へ | コメント(5) |
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